ウリはいつも被害者
投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2007/05/07 20:29 投稿番号: [4633 / 10735]
【萬物相】78億円の「ズボン訴訟」
フレッド・キルケニーさんは2005年秋、ハリケーン・カトリーナの被害に見舞われたルイジアナ地域の被害復旧活動に参加した。ところが、1週間ぶりに家に帰ってきた彼を待ち受けていたのは、ノースダコタ州裁判所から届いた罰金20ドル(約2400円)の告知書だった。
家を留守にしていた間、キルケニーさんの犬が夜8時以降に家の外でうるさく吠えていたという理由で腹を立てた隣人が裁判所に告訴したのだ。これに対し、キルケニーさんは「犬が不適切な時間にうるさく吠えれば騒音とみなす」という州法について、余りにもあいまいな規定だとし、反訴を起こした。キルケニーさんは1年半もの間争い続け、州最高裁まで行ったが結局は敗訴に終わった。
昨年、米国南部のある田舎町で、隣家との垣根の上に伸びた蔓(つる)を誰が管理するかをめぐり、隣人同士の争いに発展した。自分の家の蔓は自分が、隣家の蔓はその家が管理すれば済む話だ。しかし、根は自分の家にあり、枝と葉が隣家に伸びていったのが問題となった。両家は話し合いで解決する代わりに法廷に駆け込んだ。だが、1年以上続いた「蔓訴訟」のおかげで弁護士だけが利益を得た。
また米国では最近、800ドル(約9万6000円)のズボン1着のせいで、6500万ドル(78億円)の訴訟に巻き込まれた在米韓国人の話が話題となっている。これは、15年前米国に渡り、ワシントンでクリーニング店を営むチョン・ジンナムさん夫婦が体験した出来事だ。今から2年前、ロイ・ピアスンという黒人弁護士(現在は州裁判所判事)が、チョンさんのクリーニング店にズボン3着を修繕して欲しいと預けたところ、そのうちの1着を従業員のミスでなくしてしまったことがこの訴訟の発端となった。
相手は法律の専門家。最初からチョンさん夫婦を頭ごなしに叱りつけ、ズボン1着の代価としてスーツ1セットが買える金額を要求した。そこで、チョンさんが「ズボンの価格が書かれた領収証をくれれば支払う」と答えたところ、ピアスン弁護士が腹を立て訴訟を起こした。
その後、「他のクリーニング店に行くのに10年間レンタカーを借りなければならない」「2年間の訴訟準備で1000時間使った分を補償せよ」などととんでもない理由をつけ、訴訟金額を6500万ドルにまで引き上げた。ただしこの訴訟は、「訴訟天国」と言われる米国ですら余りにも常軌を逸していると受け止められ、「このような悪徳判事は辞めさせるべきだ」との声が高まっているという。
また、こんな話もある。ある日、天国の村と地獄の村の間の垣根が壊れた。そこで、修理費用をどちらが払うべきかをめぐる訴訟が起きたが、最終的には天国の村が支払うべきとの判決が出た。なぜならば、有能な弁護士が全員地獄の村に住んでいたからだ。これは米国の弁護士を皮肉った笑い話だ。チョンさん夫婦が訴訟万能主義がはびこる米国で、たった2人で「78億円訴訟」に臨まなければならなかったこの2年間が、どれほど苦しい歳月だったかをうかがわせる話だ。
李濬(イ・ジュン)論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
>ロイ・ピアスンという黒人弁護士(現在は州裁判所判事)が・・・
白人だと別の対応があったのか?
フレッド・キルケニーさんは2005年秋、ハリケーン・カトリーナの被害に見舞われたルイジアナ地域の被害復旧活動に参加した。ところが、1週間ぶりに家に帰ってきた彼を待ち受けていたのは、ノースダコタ州裁判所から届いた罰金20ドル(約2400円)の告知書だった。
家を留守にしていた間、キルケニーさんの犬が夜8時以降に家の外でうるさく吠えていたという理由で腹を立てた隣人が裁判所に告訴したのだ。これに対し、キルケニーさんは「犬が不適切な時間にうるさく吠えれば騒音とみなす」という州法について、余りにもあいまいな規定だとし、反訴を起こした。キルケニーさんは1年半もの間争い続け、州最高裁まで行ったが結局は敗訴に終わった。
昨年、米国南部のある田舎町で、隣家との垣根の上に伸びた蔓(つる)を誰が管理するかをめぐり、隣人同士の争いに発展した。自分の家の蔓は自分が、隣家の蔓はその家が管理すれば済む話だ。しかし、根は自分の家にあり、枝と葉が隣家に伸びていったのが問題となった。両家は話し合いで解決する代わりに法廷に駆け込んだ。だが、1年以上続いた「蔓訴訟」のおかげで弁護士だけが利益を得た。
また米国では最近、800ドル(約9万6000円)のズボン1着のせいで、6500万ドル(78億円)の訴訟に巻き込まれた在米韓国人の話が話題となっている。これは、15年前米国に渡り、ワシントンでクリーニング店を営むチョン・ジンナムさん夫婦が体験した出来事だ。今から2年前、ロイ・ピアスンという黒人弁護士(現在は州裁判所判事)が、チョンさんのクリーニング店にズボン3着を修繕して欲しいと預けたところ、そのうちの1着を従業員のミスでなくしてしまったことがこの訴訟の発端となった。
相手は法律の専門家。最初からチョンさん夫婦を頭ごなしに叱りつけ、ズボン1着の代価としてスーツ1セットが買える金額を要求した。そこで、チョンさんが「ズボンの価格が書かれた領収証をくれれば支払う」と答えたところ、ピアスン弁護士が腹を立て訴訟を起こした。
その後、「他のクリーニング店に行くのに10年間レンタカーを借りなければならない」「2年間の訴訟準備で1000時間使った分を補償せよ」などととんでもない理由をつけ、訴訟金額を6500万ドルにまで引き上げた。ただしこの訴訟は、「訴訟天国」と言われる米国ですら余りにも常軌を逸していると受け止められ、「このような悪徳判事は辞めさせるべきだ」との声が高まっているという。
また、こんな話もある。ある日、天国の村と地獄の村の間の垣根が壊れた。そこで、修理費用をどちらが払うべきかをめぐる訴訟が起きたが、最終的には天国の村が支払うべきとの判決が出た。なぜならば、有能な弁護士が全員地獄の村に住んでいたからだ。これは米国の弁護士を皮肉った笑い話だ。チョンさん夫婦が訴訟万能主義がはびこる米国で、たった2人で「78億円訴訟」に臨まなければならなかったこの2年間が、どれほど苦しい歳月だったかをうかがわせる話だ。
李濬(イ・ジュン)論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
>ロイ・ピアスンという黒人弁護士(現在は州裁判所判事)が・・・
白人だと別の対応があったのか?
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