小泉政権を総括するニダ1
投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2006/09/13 12:56 投稿番号: [2954 / 10735]
小泉政権
5年余の総括の核心は何か
意識を偏狭なナショナリズムに転換
日本の政治、言論を大きく右旋回させた
田中真紀子氏は、かつて小泉純一郎氏を「変人」と評したことがある。その「変人首相」の誕生に大きく貢献し、その功で外務大臣となり、間もなく外相を辞めさせられるというちょっと変なことがあった。
今、各紙(誌)は小泉政権5年余の政策総括が盛んである。構造改革、行政改革、経済改革、外交、安保政策、そして靖国参拝問題などなどである。
侵略戦争の美化の装置、「靖国神社」
それぞれの問題について、この小論では紹介しきれないほどの専門家たちの総括的論点呈示と指摘がある。要約すれば、5年余の功罪を問題別に評価し、その是非を明らかにしようとするものである。実に教わることの多い問題指摘であった。
たとえば、小泉政権の市場機能重視、新自由主義的政策の推進は、経済を停滞から脱却させたが、貧富の格差を拡大させ、「痛み」を庶民に押しつけ、弱者からの収奪を増し、高齢者の負担を増大させた、などの指摘である。このような重要政策についての問題点指摘には教わることが多い。しかし私には、これらの諸問題の中心というか、核心となるべき問題が、本格的には論じられていないように思われる。
では、小泉政権5年余の総括の核心は何か。それは、戦後歴代の政権が避けてきた、戦前型思潮と軍国主義的思考を政治の本流に持ってきたことであると思っている。つまり、小泉政権5年余の間、日本社会全体が右にその位置を移したということである。
古手のある政治部記者が私に言ったことがある。「首相になる前には憲法改正だ、軍備拡張だのと、国家の根本に関わることを強く主張した人も、いざ首相の座に着くと、トーンダウンさせるか言わなくなるのが普通だ」という。つまり、憲法に依って内閣を組織している以上、憲法上の制約やそのほかの事情によって、言いたい放題が言えなくなる、という。「だが小泉は違う」というのである。
この暴論は2に続きます。
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/dabaafl1b2_1/2954.html