襟首(操り人形)
投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2006/07/28 06:34 投稿番号: [2167 / 10735]
【噴水台】襟首(操り人形)
中国・明時代の天啓帝は木工の仕事が趣味だった。 自分で木材をひき切り、かんなをかけ、精巧な望楼と楼閣を作るのに多くの時間を費やした。 仕事に没頭していると、国政も自身のことも全て忘れ、無我の境に入った。 臣下らは年に1回も、皇帝に謁見するのがむずかしかった。 宦官の魏忠賢はその度、賛辞を送り、皇帝はうぬぼれて、さらに大工の仕事に没頭した。 魏忠賢はそんなときのみ、重要な国政を報告した。 すると皇帝はいら立ちながら「自分で判断するように」となすり付けた(『権力規則』、ハンギル社)。
皇帝を操り人形にし、権力を弄んだ奸臣は数え切れないほど多い。 代表的人物が唐末の宦官、仇士良だ. 順宗から武宗までの20年間、6人を皇帝に仕え権力を振り回した。 皇帝2人、後宮1000人、宰相4人が同氏の手によって死んだ。 同氏は、後輩の宦官らに秘法を残した。 「天子に一時も休む暇を与えるな」。限りなく享楽を提供し、本から遠ざからせ、朝廷がどう動き回っているのかに気付かないようにしろ、とのことだ。
ワイナー、ヘフター両氏は『狂った脳が私を動かす』(←韓国語翻訳書のタイトル、原題は「Battling the Inner Dummy:The Craziness of Appparently Normal People」)で、動物のような本能的かつ感情的で「原始的脳」(辺縁系=limbic system)が異常行動を衝動する、とした。 権力欲・領域欲・性欲・愛着欲・生存欲の5つだ。 君主の脳を狂わせる最も有用な手段は性欲だった。 賢君だった唐の玄宗を死に追い込んだ楊貴妃や、偽りのノロシで周をつぶした褒ジ、いずれも皇帝をバカにしてしまった例だ。
変わった点は目的・使命・イデオロギー・信念だ。 理性的脳(腎皮質)の産物でありながらも、原始的脳のように狂った脳にする。 宗教的根本主義のようなものだ。 理念の操り人形になれば、論理に屈服せず、狂信的かつ攻撃的防御体制を見せる。 「踊れと言われる/興に乗って踊りまくる/腕は私の腕だが/動くのは/私の意思ではない…」(パク・ジョンスン、『操り人形』)。振り返ってみると、自分の考えではないものを狂った脳がやらせるままに動く。 男寺党(ナムサダン、朝鮮時代に踊り・歌などを行った芸人の集団)の人形劇で「棒を持つ人」は操り人形の襟首をつかんで動かす。 それで「ドルミ(襟首との意)」ともいう。 理念で武装した奸臣が棒を持つようになれば本当に怖い。
「北朝鮮の先軍(軍事優先)が韓国の安全を図るもの」という北朝鮮側のあきれた主張も「狂った脳」の産物だ。 北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)国防委員長も、主体(チュチェ)思想や軍部に襟首をつかまれているのかも知れない。 さらに困ったことは「北朝鮮人民が餓え死ねば韓国政府の責任」という「エンボリ(物乞いや盗みなどでお金を稼ぐ行為)政権」を褒め称える韓国の一部主体思想派だ。 現政府も386(60年代生まれで80年代に大学に通った世代)のコードに、襟首をつかまれている、との指摘が多い。
金鎮国(キム・ジングック)論説委員
2006.07.27 19:00:55 (中央日報)
>動物のような本能的かつ感情的で「原始的脳」(辺縁系=limbic system)が異常行動を衝動する、とした。 権力欲・領域欲・性欲・愛着欲・生存欲の5つだ。
>「エンボリ(物乞いや盗みなどでお金を稼ぐ行為)政権」
南も北も同じです。
中国・明時代の天啓帝は木工の仕事が趣味だった。 自分で木材をひき切り、かんなをかけ、精巧な望楼と楼閣を作るのに多くの時間を費やした。 仕事に没頭していると、国政も自身のことも全て忘れ、無我の境に入った。 臣下らは年に1回も、皇帝に謁見するのがむずかしかった。 宦官の魏忠賢はその度、賛辞を送り、皇帝はうぬぼれて、さらに大工の仕事に没頭した。 魏忠賢はそんなときのみ、重要な国政を報告した。 すると皇帝はいら立ちながら「自分で判断するように」となすり付けた(『権力規則』、ハンギル社)。
皇帝を操り人形にし、権力を弄んだ奸臣は数え切れないほど多い。 代表的人物が唐末の宦官、仇士良だ. 順宗から武宗までの20年間、6人を皇帝に仕え権力を振り回した。 皇帝2人、後宮1000人、宰相4人が同氏の手によって死んだ。 同氏は、後輩の宦官らに秘法を残した。 「天子に一時も休む暇を与えるな」。限りなく享楽を提供し、本から遠ざからせ、朝廷がどう動き回っているのかに気付かないようにしろ、とのことだ。
ワイナー、ヘフター両氏は『狂った脳が私を動かす』(←韓国語翻訳書のタイトル、原題は「Battling the Inner Dummy:The Craziness of Appparently Normal People」)で、動物のような本能的かつ感情的で「原始的脳」(辺縁系=limbic system)が異常行動を衝動する、とした。 権力欲・領域欲・性欲・愛着欲・生存欲の5つだ。 君主の脳を狂わせる最も有用な手段は性欲だった。 賢君だった唐の玄宗を死に追い込んだ楊貴妃や、偽りのノロシで周をつぶした褒ジ、いずれも皇帝をバカにしてしまった例だ。
変わった点は目的・使命・イデオロギー・信念だ。 理性的脳(腎皮質)の産物でありながらも、原始的脳のように狂った脳にする。 宗教的根本主義のようなものだ。 理念の操り人形になれば、論理に屈服せず、狂信的かつ攻撃的防御体制を見せる。 「踊れと言われる/興に乗って踊りまくる/腕は私の腕だが/動くのは/私の意思ではない…」(パク・ジョンスン、『操り人形』)。振り返ってみると、自分の考えではないものを狂った脳がやらせるままに動く。 男寺党(ナムサダン、朝鮮時代に踊り・歌などを行った芸人の集団)の人形劇で「棒を持つ人」は操り人形の襟首をつかんで動かす。 それで「ドルミ(襟首との意)」ともいう。 理念で武装した奸臣が棒を持つようになれば本当に怖い。
「北朝鮮の先軍(軍事優先)が韓国の安全を図るもの」という北朝鮮側のあきれた主張も「狂った脳」の産物だ。 北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)国防委員長も、主体(チュチェ)思想や軍部に襟首をつかまれているのかも知れない。 さらに困ったことは「北朝鮮人民が餓え死ねば韓国政府の責任」という「エンボリ(物乞いや盗みなどでお金を稼ぐ行為)政権」を褒め称える韓国の一部主体思想派だ。 現政府も386(60年代生まれで80年代に大学に通った世代)のコードに、襟首をつかまれている、との指摘が多い。
金鎮国(キム・ジングック)論説委員
2006.07.27 19:00:55 (中央日報)
>動物のような本能的かつ感情的で「原始的脳」(辺縁系=limbic system)が異常行動を衝動する、とした。 権力欲・領域欲・性欲・愛着欲・生存欲の5つだ。
>「エンボリ(物乞いや盗みなどでお金を稼ぐ行為)政権」
南も北も同じです。
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