景福宮前の焼き魚
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2010/02/06 07:28 投稿番号: [4660 / 6487]
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ
景福宮前の焼き魚
2010.2.6 04:08
ソウルの故宮・景福宮前の光化門交差点に「ピマコル」という路地がある。「避馬通り」という意味で、李朝時代の昔、馬に乗った高官が通るとき、庶民がそれを避けて入り込んだ路地というわけだ。この路地を含め一帯の古い家並みが最近、都市再開発で続々なくなっている。
ソウルの旧市街から由緒ある路地が消え、やがて一帯はキラキラした高層ビル街になる。その「ピマコル」で最後まで粘って営業を続けている焼き魚屋がある。「大林食堂」という開業30年の老舗で、筆者も20年以上通ってきた。
主人は石松子(ソク・ソンジャ)さん(78)といい、いつも軒下で魚を焼いている。見かけると「わたしマツコでーす」と笑顔で愛想してくれる。10年ほど前、テレビの観光案内番組「ウエルカム・トゥ・コリア」にも一緒に出演してもらった仲だ。魚を焼きながら息子を英国留学させた“美談”がニュースになったこともある。
お世辞でもきれいな店とはいえないが、英語で書かれた焼き魚のメニューはおそらく韓国でここだけだったろう。近くの外国企業のインド人や留学生など外国人客もよく見かけた。メニューはサバ、サンマ、サワラ、イシモチがベスト4だった。
周りを工事現場の塀に囲まれ、ここだけが残っていたが、それも「この旧正月(14日)あたりで店じまいだねえ」という。ソウルの旧市街を代表する古い路地がなくなる。さびしいですねえ。(黒田勝弘)
鶴橋のみが「古き良き朝鮮の風情」というのはチョット・・・・
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