日本人のおやつについて
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2009/02/14 16:39 投稿番号: [3677 / 6487]
いつも貼っている半島とは、やはり違う。
こだわりの「作家のおやつ」 池波正太郎、三島由紀夫ら44人紹介
2009.2.14 08:37
名作を著した作家たちの「おやつ」ライフを豊富な写真とともに紹介する『作家のおやつ』(平凡社コロナ・ブックス編集部編)が出版された。大センセイと呼ばれる作家が手軽なお菓子に目尻を下げていたり、巨匠のイメージ通り老舗の銘菓をひいきにしていたり…とおやつの志向はそれぞれ。著作に残るコメント、担当編集者や身近な人々の語るエピソードなどを通じて“ちょっと休憩中”の知られざる顔に迫るユニークな本だ。(萩原万貴枝)
食通として知られる池波正太郎、自身の食についてはほとんど書き残していないといわれる三島由紀夫、マーブルチョコが好みだったという映画監督の市川崑など、44人のおやつにまつわる話が満載。本書で紹介されるおやつは100を超える。
巻頭に登場するのは、自宅ソファでくつろいでいる三島の珍しい写真だ。三島は食べ物に関して“あれこれ言うな”というタイプ。側に置いたのは無名のおやつが多かったという。その一方で、敬愛していた川端康成が好きだったフランス菓子店「カド」のプチ・ガトーは好んで取り寄せていたとか。
漫画家、手塚治虫のチョコレート好きはファンには有名だった。明治製菓の板チョコが仕事場の必須アイテムだったらしい。作品にも度々チョコレートを登場させたといい、本書ではその一例に『ブラック・ジャック』などの生原稿を紹介している。
老舗の銘菓を愛する作家たちも多かった。モンゴルやアマゾンなど旅先に「榮太樓總本舗」のみつ豆を携帯した開高健。谷崎潤一郎、池波らが気に入っていたのは洋菓子店「村上開新堂」。女優で随筆家の沢村貞子と映画監督の小津安二郎は銀座の「空也」のもなかをひいきにしていたという。
編集者の清水壽明さんは「作家というのは個性が強い人たちが多い。誰にでも身近な“おやつ”をテーマに彼らの一面を見ることで、作品世界だけではなかなか見えない、作家たちの親しみのある人間性を紹介したかった」と話す。小津自筆の「グルメ手帳」や沢村の「献立日記」はページ見開きでクローズアップになっている。「細かい書き込みを見てもらい、おやつや食に対するこだわりを感じていただければ」。巻末には、登場する菓子の店舗一覧つき。おみやげや贈答品選びの参考にもなりそうだ。
本書はコロナ・ブックスによる作家シリーズの『作家の食卓』『作家の猫』『作家の犬』に続く第4弾。清水さんは「次は“からいもの”を考えています。酒、つまみ、お気に入りの飲み屋…といった切り口で」と早くも次作の構想を練っている。
こだわりの「作家のおやつ」 池波正太郎、三島由紀夫ら44人紹介
2009.2.14 08:37
名作を著した作家たちの「おやつ」ライフを豊富な写真とともに紹介する『作家のおやつ』(平凡社コロナ・ブックス編集部編)が出版された。大センセイと呼ばれる作家が手軽なお菓子に目尻を下げていたり、巨匠のイメージ通り老舗の銘菓をひいきにしていたり…とおやつの志向はそれぞれ。著作に残るコメント、担当編集者や身近な人々の語るエピソードなどを通じて“ちょっと休憩中”の知られざる顔に迫るユニークな本だ。(萩原万貴枝)
食通として知られる池波正太郎、自身の食についてはほとんど書き残していないといわれる三島由紀夫、マーブルチョコが好みだったという映画監督の市川崑など、44人のおやつにまつわる話が満載。本書で紹介されるおやつは100を超える。
巻頭に登場するのは、自宅ソファでくつろいでいる三島の珍しい写真だ。三島は食べ物に関して“あれこれ言うな”というタイプ。側に置いたのは無名のおやつが多かったという。その一方で、敬愛していた川端康成が好きだったフランス菓子店「カド」のプチ・ガトーは好んで取り寄せていたとか。
漫画家、手塚治虫のチョコレート好きはファンには有名だった。明治製菓の板チョコが仕事場の必須アイテムだったらしい。作品にも度々チョコレートを登場させたといい、本書ではその一例に『ブラック・ジャック』などの生原稿を紹介している。
老舗の銘菓を愛する作家たちも多かった。モンゴルやアマゾンなど旅先に「榮太樓總本舗」のみつ豆を携帯した開高健。谷崎潤一郎、池波らが気に入っていたのは洋菓子店「村上開新堂」。女優で随筆家の沢村貞子と映画監督の小津安二郎は銀座の「空也」のもなかをひいきにしていたという。
編集者の清水壽明さんは「作家というのは個性が強い人たちが多い。誰にでも身近な“おやつ”をテーマに彼らの一面を見ることで、作品世界だけではなかなか見えない、作家たちの親しみのある人間性を紹介したかった」と話す。小津自筆の「グルメ手帳」や沢村の「献立日記」はページ見開きでクローズアップになっている。「細かい書き込みを見てもらい、おやつや食に対するこだわりを感じていただければ」。巻末には、登場する菓子の店舗一覧つき。おみやげや贈答品選びの参考にもなりそうだ。
本書はコロナ・ブックスによる作家シリーズの『作家の食卓』『作家の猫』『作家の犬』に続く第4弾。清水さんは「次は“からいもの”を考えています。酒、つまみ、お気に入りの飲み屋…といった切り口で」と早くも次作の構想を練っている。
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