朝鮮食べ物談義

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

唐辛子の収穫と農酒の味

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2008/09/10 21:04 投稿番号: [3365 / 6487]
唐辛子の収穫と農酒の味2008年9月8日

唐辛子の木は想像したよりも背が高く、身長163センチの私(写真)の目の高さくらいあった
手前の唐辛子はまだ緑色だが、1週間もすると後ろのように赤くなる
もいだばかりの真っ赤な唐辛子は夏の太陽の味がした
これぞ「農酒」の味。イ・ペジュンさん(中央)たちとマッコルリで乾杯
  8月の終わりに、ソウルからバスで2時間の槐山(ケサン)という村で唐辛子の収穫を体験してきました。槐山は昨年の冬に初めて訪れたのですが、マッコルリ酒場で出会った農家のおじさんから「唐辛子の収穫の合間に飲むマッコルリは最高に美味いよ。夏の終わりにまた遊びにおいで」と言われていたので、いそいそと出かけて行ったのです。
  おじゃましたのは、槐山で生まれてからずっと農業に携わっているイ・ペジュンさん(53歳)の畑です。「化学肥料は使わずに、牛小屋の堆肥で唐辛子を栽培しています。槐山は土壌、気温、日照量、湿度などが畑作に適しているので、唐辛子やタバコの葉などの産地として有名です。槐山唐辛子は表皮がやわらかくて、辛さの中にも甘味があっておいしいですよ。人手が足りないので、今日はパートのおばあさん3人と家内と私の5人で収穫しています」(イさん)。
  「唐辛子は下から上に向かって取るといいですよ」と、お手本を見せてくれたイさんが、もぎたての赤唐辛子をひとつ私にくれました。太陽の光と熱をたっぷり吸収し、さわるとヤケドするのではと思うほど鮮やかに赤く実った唐辛子をガブリとかじってみます。口中に広がるのは辛味ではなく果物のような甘味。その後からさわやかな辛味がやってきました。
  私もお手伝いを始めます。特に力がいるわけでもなく、とても単調な作業ですが、パソコンのキーボードばかり叩いていては得られない充実感に満たされます。
  この唐辛子が今年のキムジャン(初冬のキムチ漬け)に使われたり、コチュジャンに練りこまれたり、ユッケジャンの汁を赤く染めるのかと思うと、ワクワクしてきます。汗を拭きながら夢中でもいでいると、あっというまに2時間が過ぎ、お腹の虫が鳴きはじめました。心の中で「みんなお腹が空かないのかな……」と思っていると、私の心を読み取ったかのように「ご飯だよ〜」というイさんの奥さんの声が聞こえてきました。昔なら農家のおかみさんが、ご飯、キムチ、ナムル、そしてマッコルリを木製の大きな盆に入れ、頭に載せて運んできたものですが、今は電話一本で食堂の軽トラックが畑まで昼ごはんを届けてくれます。
  私は槐山バスターミナル近くの居酒屋で買ってきたマッコルリを、ここぞとばかりにイさんやおばあさんたちにふるまいました。マッコルリはかつては「農酒」と呼ばれ、渇いたノドを潤し、栄養を補給し、軽い酔い心地が午睡を促して体力を回復させる、農作業に欠かせない酒でした。ある意味、野良でいただいてこそ本当のマッコルリなのですね。イさんたちと乾杯して、私も一杯。人生初の「農酒」の味は格別で、一気に飲み干してしまいました。少し火照った頬に、秋の気配を感じさせる風が当たっていい気持ちです。これから昼寝でもするのかなと思ったのは私だけで、みんなは畑に戻って再び黙々と唐辛子をもぎ始めました。農家の人たちの熱心な仕事ぶりには本当に頭が下がります。


半島の一般人が唐辛子を食べられるように栽培を指導した日本に感謝すつように!
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)