竹島

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しからば解説しよう

投稿者: Am_I_AHO_1st 投稿日時: 2003/01/29 13:08 投稿番号: [968 / 18519]
先ず、前段に幕府の竹島始末に対して好ましく思っていなかった者達が居たことを指摘しなくてはならない。
特に徳川光圀以来の水戸藩などは最たる物であるが、国の政策を左右する幕閣の(本来格下である)老中に対する反感から、その差配にいちゃもんをつけたがる心情が理解できる。
この事については、閑なときにでもまわすとして、今回は先に進むこととする。

さて、小生のように深読みするならば、渡邊が竹島を架空のアルゴノートに比したことに着目しなくてはならない。

これは何を意味するか、自ずと明らかになるとおり、ここに渡邊の深慮遠謀が隠されていたのだ。
実際、当時はウラジオストク航路などもあり、かなりの確度でアルゴノートなど存在しないことは分かっていた。また、日本政府の認識も、(外国のいい加減な地図とは違って)日本海には竹島松島の二島のみが存在すると見ていた。
外務省の局長として渡邊が、それを知悉し得るのは当然であろう。
だが、渡邊は竹島を実在しないアルゴノートに比するおとぼけを演じることで、幕府と朝鮮国との約定を反古にしようと画策したのである。
また、外務省は内探書で鬱陵島に空島政策が採られていることも掴んでいた。
そこで渡邊は、竹島が「実在しない」と見なし、新たに「松島」を発見して無主の地として占拠しようと試みたのだ。
つまり、幕府が放棄した「竹島」を強引に架空のものと見なして、「松島」を実力占拠する腹づもりであったのだ。

敵ながらあっぱれと云うべきである。
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