韓国独立と竹島=独島対応
投稿者: hangetsujoh 投稿日時: 2004/06/27 21:57 投稿番号: [5183 / 18519]
半月城です。独島問答Q88にたいするコメントを記します。
1948年8月15日、韓国が独立して竹島=独島を米軍政庁から引き継いだ当時、竹島=独島周辺における米軍の爆撃が問題になっていました(独島問答Q89)。そのためもあって、韓国政府は竹島=独島領有を明文化するために次のような施策をとりました。
<1948年8月の(政府)成立後、韓国政府はさっそく(独島に)「慶尚北道 鬱陵郡 南面 道洞1番地」として行政を及ぼす措置をとった(注1)>
ここで重要なのは、日本政府は、竹島=独島を日本から切り離した SCAPIN 677号に始まるこれら一連の措置になんら異議の申し立てをいっさい行わなかったという事実です。
この当時、日本は連合国の占領下にあったとはいえ、日本国政府が存在し、外務大臣も健在で、韓国政府の行政措置は別にしても、一連の事態をもちろんきちんと把握していました。それにもかかわらず、日本政府は何の申し立ても行いませんでした。
それはとりもなおさず、米軍政庁、ついで韓国による竹島=独島領有を暗黙のうちに承認したことを意味することはいうまでもありません。
一方、韓国政府は1948年の行政措置に先立って竹島=独島に学術調査団を派遣していましたが、こうした韓国の取り組みを梶村秀樹はこう評価しました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(韓国では)47年から学術調査団を派遣するなどのことがいち早く実行されていた。つまり、国際法的にみて、韓国側は、日帝下のながい空白期間があるとはいえ、可能な条件がある時には、常に竹島=独島をいいかげんに放任したことはないといえるのである。
もちろん、その一連の強い主権行為は、「日本の強欲によって奪取された」島を正当にとり戻すのだという歴史的経過についての相当の根拠をもつ確信に支えられており、いまの日本国民が信じているように「火事場泥棒的に人のものをかすめとる卑しい根性のあらわれ」とみなすことは不当である(注1)。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
梶村秀樹の論文が書かれたのは四半世紀前のことで、その当時はまだ明治政府が竹島=独島を放棄した事実がまだ知られず、日本国民はやみくもに「竹島は日本の固有領土」と擦りこまれていた時代でした。無知とは恐ろしいものです。何を言いだすのやら。
(注1)梶村秀樹『朝鮮史と日本人』明石書店、1992(初出は1978年)
1948年8月15日、韓国が独立して竹島=独島を米軍政庁から引き継いだ当時、竹島=独島周辺における米軍の爆撃が問題になっていました(独島問答Q89)。そのためもあって、韓国政府は竹島=独島領有を明文化するために次のような施策をとりました。
<1948年8月の(政府)成立後、韓国政府はさっそく(独島に)「慶尚北道 鬱陵郡 南面 道洞1番地」として行政を及ぼす措置をとった(注1)>
ここで重要なのは、日本政府は、竹島=独島を日本から切り離した SCAPIN 677号に始まるこれら一連の措置になんら異議の申し立てをいっさい行わなかったという事実です。
この当時、日本は連合国の占領下にあったとはいえ、日本国政府が存在し、外務大臣も健在で、韓国政府の行政措置は別にしても、一連の事態をもちろんきちんと把握していました。それにもかかわらず、日本政府は何の申し立ても行いませんでした。
それはとりもなおさず、米軍政庁、ついで韓国による竹島=独島領有を暗黙のうちに承認したことを意味することはいうまでもありません。
一方、韓国政府は1948年の行政措置に先立って竹島=独島に学術調査団を派遣していましたが、こうした韓国の取り組みを梶村秀樹はこう評価しました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(韓国では)47年から学術調査団を派遣するなどのことがいち早く実行されていた。つまり、国際法的にみて、韓国側は、日帝下のながい空白期間があるとはいえ、可能な条件がある時には、常に竹島=独島をいいかげんに放任したことはないといえるのである。
もちろん、その一連の強い主権行為は、「日本の強欲によって奪取された」島を正当にとり戻すのだという歴史的経過についての相当の根拠をもつ確信に支えられており、いまの日本国民が信じているように「火事場泥棒的に人のものをかすめとる卑しい根性のあらわれ」とみなすことは不当である(注1)。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
梶村秀樹の論文が書かれたのは四半世紀前のことで、その当時はまだ明治政府が竹島=独島を放棄した事実がまだ知られず、日本国民はやみくもに「竹島は日本の固有領土」と擦りこまれていた時代でした。無知とは恐ろしいものです。何を言いだすのやら。
(注1)梶村秀樹『朝鮮史と日本人』明石書店、1992(初出は1978年)
これは メッセージ 5182 (hangetsujoh さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/cddeg_1/5183.html