李承晩ラインと”韓国”の日本人拉致問題
投稿者: Tanaka_Kunitaka 投稿日時: 2004/01/19 00:08 投稿番号: [3157 / 18519]
「え?北朝鮮じゃなくて韓国が拉致したの?」とお思いになる方もおられるでしょう。
説明します。
サンフランシスコ講和条約の草案の段階では、「鬱陵島・竹島・済州島」が
日本の領土から切り離されて、朝鮮側に返還される領土と規定されていた。
しかし、講和条約の最終案では日本から除かれる地域が「済州島・鬱陵島・巨文島」
とされ、同条約によって竹島は朝鮮領から除外された。草案から最終案が決定する
際に、日本側とアメリカとの交渉が行われ、竹島は日本領として確定したてめである。
だが、これは韓国政府にとっては深刻な問題であった。講和条約が発効すれば、
竹島は日本領となってしまい、韓国の領土・領空・領海が小さくなってしまう。
そこで、サンフランシスコ講和条約が発効する以前に、自分たちで自国領土として
宣言し、翌月からはじまる日韓国交正常化交渉の外交手段としたのである。
「李承晩ライン」は一方的に公海上に引いた線である。どこの国にも属しない
公海上で漁をすることは、法的になんら問題ないので、当然日本漁船も出漁していた。
結果として、拿捕された日本漁船は200隻以上、3000名の漁師が捕らえられた。
1953年2月4日には、「李承晩ライン」を侵犯したとして日本の第一大邦丸が
拿捕され、漁労長が射殺されるという事件も発生している。
日韓の国交正常化交渉で一番の問題は、朝鮮半島に残された日本人の個人資産の
処置問題だった。その個人資産は当時の韓国経済の80%に相当した。
韓国としては、これを持ち出されては困る。何とかして日本側に搬出させない
ためにはどうしたらよいか。そこで韓国側が外交カードとして使ったのが、
拉致した日本漁民であった。竹島問題や資産問題で日本が譲歩すれば拉致した
漁民を帰国させてやろうと言った。
最後の文章を北朝鮮問題(かっこ内)に置き換えるとこうなる。
竹島問題(核問題)や資産問題(核処理施設問題)で日本が譲歩すれば、
拉致家族を返してやろう。
50年前、韓国は北朝鮮と同じだったのである。
これは メッセージ 3156 (Tanaka_Kunitaka さん)への返信です.
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