1855年 『獄是帳』
投稿者: T_Ohtaguro 投稿日時: 2005/10/12 23:10 投稿番号: [12028 / 18519]
「大禁物は、日本内にて相征する事誠に恐れ多し。
魯墨講和一定、決然として我より是を破り信義を戊狄に失ふべからず。
但章程を厳にして信義を厚ふし、
其の間を以て国力を養い、取り易き朝鮮・満州・支那を切り随へ、
交易にて魯国に失う所はまた土地にて鮮満にて償ふべし。
豊太閣程の雄才にてさへ惜哉、
天下分争の日に生れ候て神州の揆乱に手間取候故、
遂に明国手に入らずして没せられ候。
況や今国内に事起り候ては外国へ手は伸び不申、大機を失ひ、
洪秀全等が清を偽定し朝鮮も満州も随従して、
彼より先に関を款き候はば大遺憾不過之候。
何卒此論を以て幕府を一動し度もの也」
要略は、
「今、日本国内において藩同士が争っている場合ではない。
ロシアやアメリカと条約を結んだからには、
その条約や規約をまもり、信義を失ってはならない。
日本はその間、国力を養って、朝鮮や満州・中国に進出し、
ロシアとの交易で失った利益を、
朝鮮や満州の土地を奪うことでつぐなうべきである」、
「我が国の国力を養うため、朝鮮や満州を従わせよう。
貿易でロシアやアメリカに利益をとられた分は、
朝鮮や満州の土地を取って埋め合わせればよい」
日本の吉田松陰の兄への手紙『幽囚録』より。
「朝鮮の如きは古時我に臣属せしも、今は即ちやや傲る。
神功の征韓このかた、列聖の為したまふ所、史を按じて知るべきなり」
「神后の三韓を征し、時宗の蒙古を殲し、秀吉の朝鮮を伐つ如き、豪傑というべし」
「朝鮮を責めて質を納れ貢を奉ること古の盛時の如くならしめ、
北は満州の地を割き、南は台湾・呂宋の諸島を収め、漸に進取の勢いを示すべし」
これは メッセージ 12027 (T_Ohtaguro さん)への返信です.
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