雄琴温泉
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2008/01/13 18:04 投稿番号: [1601 / 3440]
雄琴温泉のイメージが変わり始めた。すぐ近くに位置するソープランド街ばかりが有名になり、温泉の旅館やホテルも混同されてきた。しかし、イメージを変えたい地元観光協会の取り組みが今、ようやく実を結ぼうとしている。訪れた女性客や家族連れがリピーターとして定着し、ゆったり過ごせる温泉地との評判が浸透。そうなると、目の前に広がる琵琶湖をはじめ、比叡山延暦寺など数々の歴史資産が生きてくる。滋賀県で最も歴史のある温泉地。旅館「びわ湖花街道」の若女将、佐藤祐子さん(37)は、その温泉地の魅力をさらに高めようと、ある試みに挑戦しようとしていた。(大津支局
服部幸一)
湖岸を走る国道から直角に折れて坂道を登ると、しっとりしたたたずまいの庭と玄関が迎えてくれる。眼下に広がる琵琶湖の景観。落ち着いた雰囲気のロビー。手入れの行き届いた中庭…。そこからは気取らない上品さが伝わってくる。失礼ながら、「雄琴」という地名に抱いていた“偏見”を大きく修正せざるを得なかった。
聞けば、雄琴温泉観光協会に所属する旅館など10軒は、もう10年来、若手経営者を中心に、イメージチェンジに取り組んできたという。知名度は全国レベルだが、温泉地としてのそれは弱く、「普通の温泉」であることのアピールが欠かせなかった。付近の歴史資産は、延暦寺のほか、三井寺、浮御堂、瀬田の唐橋と多岐に渡り、改めて歴史の中心地であることを強調できるようになった。
その一環として、5年前、最寄り駅であるJR湖西線の「雄琴」の駅名を変更してほしいと訴え始めた。住民らとともに集めた署名をJR西日本へ提出したことなどが功を奏し、来春には「おごと温泉」に変わることになった。
創業者の祖父から経営を託された3代目。祖父からは「地域のためにならなければ、存続する意味がない。地域の人たちに認められ、喜ばれる旅館を目指しなさい」と教わった。取り組んできたイメージチェンジの核になったのは「地域の人たちが自慢できる温泉街」。変革を進めることは、祖父の教えを守ることでもあった。
旅館が現在の名称になったのは6年前。昭和15年に京都の料亭を移築した建物で創業して以来、「國華荘」の名前で長く親しまれてきたが、堅苦しい語感が、時代に合わなくなった。新たな狙いは、女性客や家族連れに喜ばれる宿。大規模なリニューアルに合わせて屋号も変えた。
パブリックスペースは禁煙で、館内には柔らかな香りが漂う。個室仕立ての食事会場に、近江牛や琵琶湖の魚介といった地元の食材をふんだんに使った料理。アロマセラピーのコースも設定され、女性のリピーターが増えているというのも大いにうなずける。
利用客が求める「上質なサービス」を提供することは、ある程度達成できたという佐藤さん。しかし、さらに邁進(まいしん)したい夢がある。周辺の旅館やホテル6施設とともに昨年、環境管理システムの国際規格ISO14001をグループ取得した。現在進めているのは、旅館の天ぷら油の廃油などを集めてバイオディーゼル燃料に精製するシステムの構築。佐藤さんは「環境に配慮した宿に泊まるという満足感を味わいたいお客様もいらっしゃるはず」と話す。
「環境」をキーワードに、さらなるイメージアップを図る雄琴温泉。近い将来、街はまた大きな変貌(へんぼう)を遂げているかもしれない。
■雄琴温泉 約1200年前に、伝教大師最澄が開いたと伝えられる。泉質はアルカリ性単純泉。雄琴温泉観光協会に所属する10軒の旅館、ホテルは、ほとんどが比良山地の山麓か湖岸近くに建っているため、琵琶湖の眺望が楽しめる。JR湖西線の雄琴駅は、京都駅から20分ほどで、京都観光の足場としても使いやすい。琵琶湖汽船が就航する「おごと温泉港」もある。
奈美悦子主演、相手役小林稔侍、脇に鈴木ヒロミツの日活映画はすきだなあ・・
アゲがてら
湖岸を走る国道から直角に折れて坂道を登ると、しっとりしたたたずまいの庭と玄関が迎えてくれる。眼下に広がる琵琶湖の景観。落ち着いた雰囲気のロビー。手入れの行き届いた中庭…。そこからは気取らない上品さが伝わってくる。失礼ながら、「雄琴」という地名に抱いていた“偏見”を大きく修正せざるを得なかった。
聞けば、雄琴温泉観光協会に所属する旅館など10軒は、もう10年来、若手経営者を中心に、イメージチェンジに取り組んできたという。知名度は全国レベルだが、温泉地としてのそれは弱く、「普通の温泉」であることのアピールが欠かせなかった。付近の歴史資産は、延暦寺のほか、三井寺、浮御堂、瀬田の唐橋と多岐に渡り、改めて歴史の中心地であることを強調できるようになった。
その一環として、5年前、最寄り駅であるJR湖西線の「雄琴」の駅名を変更してほしいと訴え始めた。住民らとともに集めた署名をJR西日本へ提出したことなどが功を奏し、来春には「おごと温泉」に変わることになった。
創業者の祖父から経営を託された3代目。祖父からは「地域のためにならなければ、存続する意味がない。地域の人たちに認められ、喜ばれる旅館を目指しなさい」と教わった。取り組んできたイメージチェンジの核になったのは「地域の人たちが自慢できる温泉街」。変革を進めることは、祖父の教えを守ることでもあった。
旅館が現在の名称になったのは6年前。昭和15年に京都の料亭を移築した建物で創業して以来、「國華荘」の名前で長く親しまれてきたが、堅苦しい語感が、時代に合わなくなった。新たな狙いは、女性客や家族連れに喜ばれる宿。大規模なリニューアルに合わせて屋号も変えた。
パブリックスペースは禁煙で、館内には柔らかな香りが漂う。個室仕立ての食事会場に、近江牛や琵琶湖の魚介といった地元の食材をふんだんに使った料理。アロマセラピーのコースも設定され、女性のリピーターが増えているというのも大いにうなずける。
利用客が求める「上質なサービス」を提供することは、ある程度達成できたという佐藤さん。しかし、さらに邁進(まいしん)したい夢がある。周辺の旅館やホテル6施設とともに昨年、環境管理システムの国際規格ISO14001をグループ取得した。現在進めているのは、旅館の天ぷら油の廃油などを集めてバイオディーゼル燃料に精製するシステムの構築。佐藤さんは「環境に配慮した宿に泊まるという満足感を味わいたいお客様もいらっしゃるはず」と話す。
「環境」をキーワードに、さらなるイメージアップを図る雄琴温泉。近い将来、街はまた大きな変貌(へんぼう)を遂げているかもしれない。
■雄琴温泉 約1200年前に、伝教大師最澄が開いたと伝えられる。泉質はアルカリ性単純泉。雄琴温泉観光協会に所属する10軒の旅館、ホテルは、ほとんどが比良山地の山麓か湖岸近くに建っているため、琵琶湖の眺望が楽しめる。JR湖西線の雄琴駅は、京都駅から20分ほどで、京都観光の足場としても使いやすい。琵琶湖汽船が就航する「おごと温泉港」もある。
奈美悦子主演、相手役小林稔侍、脇に鈴木ヒロミツの日活映画はすきだなあ・・
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