ドーでもよい朝鮮記事
投稿者: cyber_assassinat_x 投稿日時: 2010/11/19 23:20 投稿番号: [42679 / 43168]
トピあげ
【コラム】韓国の「ワーキング・ママ」の代表
中国・広州で開催中のアジア大会で、妊娠7カ月の射撃選手キム・ユンミさん(28)が2個の金メダルを獲得した。一つ一つのメダルに、感動的なエピソードはつきものだが、キム選手の金メダルは、「ワーキング・ママ(働く母親)」たちの間で、ほかのどのメダルよりも大きな感動を呼んでいる。
冷静沈着な様子で1発ずつ銃を放つ、お腹の大きなキム選手の姿を見ていると、キム選手は「韓国代表」であると同時に、「韓国のワーキング・ママの代表」だと思った。スポーツ選手という「職業」を持つ韓国の妊婦が、韓国代表チームという「職場」で見事な成績を挙げたというわけだ。
キム選手が獲得した2個の金メダルは、決して一人の力だけで勝ち取ったものではない。本人の意志が最も重要だとはいえ、妊婦を代表チームに受け入れたコーチたちの決断や、仲間の選手たちの配慮、そして家族の理解がなくては、夢見ることさえできなかった。
射撃は、国際スポーツ大会の数ある競技種目の中でも規律が厳しく、規則が細かいことで知られている。種目の特性上、選手もコーチもただひたすら、冷静沈着に正しい道を守るというスタイルだ。このような保守的な世界だけに、妊娠中のキムさんを韓国代表に抜てきしたことは、一つの「事件」といえる。
今月14日にキム選手が金メダルを獲得してから二日後の夜、電話取材に応じた射撃女子韓国代表チームのイム・ジャンス・コーチ(51)は、「今年7月、選手村に入ったとき、ユンミが妊娠3カ月だと聞かされた。コーチたちの間では(アジア大会出場に)反対する意見もあり、正直言って道のりは険しかった。論議の末、合計特殊出生率(15‐49歳の女性が一生の間に生む子供の数の平均)の低下が社会的な関心事になっていることを踏まえ、出場を認めた」と語った。
もし当時、「前例がない」という理由でキム選手の出場を認めなかったとすれば、お腹の大きなキム選手が表彰台のてっぺんに立つという、感動的な姿を見ることはなかっただろう。もしかしたら、空白期間が生じることにより、二度と韓国代表に選ばれなかったかもしれない。17日朝、電話取材に応じたキム選手は、「選手として『やるべきこと』と、妊婦として『できること』を完全に切り離し、黙って手助けしてくれた仲間たちのおかげで、メダルを獲得し、射撃も続けられるということに感謝したい」と語った。
女性家族部の「経歴断絶女性(出産や育児などによって経済活動を中断したり、経済活動の経験がない女性)支援課」によると、退職した女性の45.6%は結婚の前後に、23.6%は出産の前後に退職したことが分かった。また、家事や育児を理由に仕事をしていない、25−54歳の女性405万2000人のうち279万3000人は、働きたいという意思を持ちながら、職に就けていないと推定されている。これは、結婚や出産、育児によって女性たちが歩む、つらくて長い道に対し、配慮がない社会の環境に起因するものだ。
キム選手が獲得した金メダルは、キム選手本人と射撃代表チームによる「共同作品」ということになるが、これと同じように、韓国社会も「ワーキング・ママ」たちが負担を感じずに職場で働き続けられる環境を整えていくべきだ。キム選手は2012年のロンドン五輪にも挑戦する意向だという。キム選手が一人の息子(お腹の中にいる赤ちゃんは男の子)の母親として、素晴らしい挑戦を成功させることに期待したい。
キム・ミリ記者(エンターテインメント部ライフ部長)
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/news/20101119000057
【コラム】韓国の「ワーキング・ママ」の代表
中国・広州で開催中のアジア大会で、妊娠7カ月の射撃選手キム・ユンミさん(28)が2個の金メダルを獲得した。一つ一つのメダルに、感動的なエピソードはつきものだが、キム選手の金メダルは、「ワーキング・ママ(働く母親)」たちの間で、ほかのどのメダルよりも大きな感動を呼んでいる。
冷静沈着な様子で1発ずつ銃を放つ、お腹の大きなキム選手の姿を見ていると、キム選手は「韓国代表」であると同時に、「韓国のワーキング・ママの代表」だと思った。スポーツ選手という「職業」を持つ韓国の妊婦が、韓国代表チームという「職場」で見事な成績を挙げたというわけだ。
キム選手が獲得した2個の金メダルは、決して一人の力だけで勝ち取ったものではない。本人の意志が最も重要だとはいえ、妊婦を代表チームに受け入れたコーチたちの決断や、仲間の選手たちの配慮、そして家族の理解がなくては、夢見ることさえできなかった。
射撃は、国際スポーツ大会の数ある競技種目の中でも規律が厳しく、規則が細かいことで知られている。種目の特性上、選手もコーチもただひたすら、冷静沈着に正しい道を守るというスタイルだ。このような保守的な世界だけに、妊娠中のキムさんを韓国代表に抜てきしたことは、一つの「事件」といえる。
今月14日にキム選手が金メダルを獲得してから二日後の夜、電話取材に応じた射撃女子韓国代表チームのイム・ジャンス・コーチ(51)は、「今年7月、選手村に入ったとき、ユンミが妊娠3カ月だと聞かされた。コーチたちの間では(アジア大会出場に)反対する意見もあり、正直言って道のりは険しかった。論議の末、合計特殊出生率(15‐49歳の女性が一生の間に生む子供の数の平均)の低下が社会的な関心事になっていることを踏まえ、出場を認めた」と語った。
もし当時、「前例がない」という理由でキム選手の出場を認めなかったとすれば、お腹の大きなキム選手が表彰台のてっぺんに立つという、感動的な姿を見ることはなかっただろう。もしかしたら、空白期間が生じることにより、二度と韓国代表に選ばれなかったかもしれない。17日朝、電話取材に応じたキム選手は、「選手として『やるべきこと』と、妊婦として『できること』を完全に切り離し、黙って手助けしてくれた仲間たちのおかげで、メダルを獲得し、射撃も続けられるということに感謝したい」と語った。
女性家族部の「経歴断絶女性(出産や育児などによって経済活動を中断したり、経済活動の経験がない女性)支援課」によると、退職した女性の45.6%は結婚の前後に、23.6%は出産の前後に退職したことが分かった。また、家事や育児を理由に仕事をしていない、25−54歳の女性405万2000人のうち279万3000人は、働きたいという意思を持ちながら、職に就けていないと推定されている。これは、結婚や出産、育児によって女性たちが歩む、つらくて長い道に対し、配慮がない社会の環境に起因するものだ。
キム選手が獲得した金メダルは、キム選手本人と射撃代表チームによる「共同作品」ということになるが、これと同じように、韓国社会も「ワーキング・ママ」たちが負担を感じずに職場で働き続けられる環境を整えていくべきだ。キム選手は2012年のロンドン五輪にも挑戦する意向だという。キム選手が一人の息子(お腹の中にいる赤ちゃんは男の子)の母親として、素晴らしい挑戦を成功させることに期待したい。
キム・ミリ記者(エンターテインメント部ライフ部長)
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/news/20101119000057
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