韓国で感じた「K-POP」ヒットのわけ
投稿者: kusotaka 投稿日時: 2010/09/30 12:37 投稿番号: [42606 / 43168]
■韓国で感じた「K-POP」ヒットのわけ
KARA、少女時代、FTIsland、BROWN EYED GIRLS…日本の音楽界に、韓国のユニットが続々とやってきている。火付け役は間違いなく東方神起だが、彼らが広げた日本におけるK-POP市場に、東方神起が活動休止となった今、「ポスト東方神起」の座を狙って2010年さらにさまざまなアーティストが登場しそうだ。
7月に韓国・ソウルに行ったときに感じたことだが、ソウル中心部に、日本で言うところのHMVなどの大型CDショップがない。あっても、日本人観光客をメインとした店だった。韓国では音楽は配信が中心で、人口の違いこそあれ、韓国では5万枚売れれば大ヒット、という状態だ。一方日本は、かつてに比べればCDの売上枚数は減ったものの、それでもまだ「CDを買う」という文化が根付いている。韓国の音楽界にとって、これほど魅力的な市場はないだろう。
また、韓流ドラマの大ヒットやウォン安による渡韓ブームなどで、韓国という国がより身近な存在になっているのも大きい。「BBクリーム」をはじめとするMISSHAなどの化粧品は日本でも大人気だし(私もおみやげで頼まれた)、ソウルの至るところで「THE FACESHOP」をはじめとした化粧品店を目にするなど、「美」という点で韓国への憧れが女性の間に多い印象を受けた。先日東京で行われたBROWN EYED GIRLSのイベントに訪れたファンは、ほとんどが若い女性だった。
韓国は日本以上のブロードバンド大国ということで、現地の情報が日本からネットで簡単に調べられるのも、デビュー前のアーティストであっても情報を得ているファンが多い理由だろう。韓国ではテレビ番組も音楽に限らずバラエティ番組も多く、それだけアーティストにとっては鍛えられる場が多いということだ。また、徴兵制度があるからか、男性には「体を鍛える」ということの意識が高く、ゆえにダンスなど身体能力の求められる動きが得意と感じた。これも、歌も踊りも、という実力のある韓流アーティストがたくさんいる理由かもしれない。
2010年の日本の音楽界における重要なキーワードになった「K-POP」。これからもまだまだ注目のアーティストが日本にやってきそうだ。
文/有本和貴(BIGLOBE MUSIC編集長)
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