【子供に聞かせる】韓国の絵本
投稿者: aki_kaze_u_ru_ru 投稿日時: 2010/07/30 16:37 投稿番号: [42166 / 43168]
1 ::2010/07/15(木) 11:39:42 ID:GGZboM2P0
「ネギをうえた人」まだ人間がネギを食べなかったころの話。そのころは、よく人間が人間を食べていたそうです。お互いが牛に見えたからでした。
ある人が自分の兄弟を食べてしまいました。その人は、「ああ、いやだいやだ。なんて、あさましいことだろう。こんなところに暮らすのは、つくづくいやだ。」と旅に出ました。
「人間が人間に見える、まともな国」を見つけだそうと心に決めました。ある人は、人間は人間に、牛は牛に見える国にたどり着きました。みんな仲良く暮らしていました。
老人から、この国でも昔は人間が牛に見えて間違いが起こっていましたが、ネギを食べるようになってからは人間が人間を食べることは無くなったことを聞きました。
ある人は、大喜びで、ネギの種を分けてもらいました。自分の国に帰りました。まっさきにネギの種を植えました。
安心して、なつかしい友人をたずねました。誰の目にも、ある人は牛に見えました。「ちがいます。ちがいます。よく見てください。わたくしは、あんたたちの知りあいです。」といくら言っても、
「おや、おや。なんてまあ、よく鳴く牛だろう。」、「ほんとうだ。なんでもいいから、早くつかまえてしまえ。」と言われて、その日のうちに食べられてしまいました。
しばらくたってから、畑に見たこともない青い草が生えるようになりました。ためしにつまんでみると、いい匂いがしました。
ネギを食べるようになってからは、その国でも、人間が人間を食べることがなくなったそうです。ネギをうえた人のことは誰も知りませんが、その人の真心は、大勢の人を幸せにしたそうです。
2 ::2010/07/15(木) 11:42:09 ID:PO7HUuW30
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> すげーどうでもいい <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^ ̄
ヘ(^o^)ヘ
|∧
/
3 ::2010/07/15(木) 11:44:10 ID:27Cyh8F10
>>2
深く同意
4 ::2010/07/16(金) 22:03:01 ID:o+9IGreE0
景文王が即位した後、王の耳が急に長くなり、ロバの耳のようになった。妃や宮人は誰も気付かなかったが、唯一、王の帽子を作る職人がこのことに気付いてしまった。
職人は誰にもこのことを話さなかったが、死ぬ間際になって道林寺の誰も来ない竹林に行き、竹に向かって「王の耳はロバのようだ! 」と叫んだ。
その後、風が吹くと竹が「王の耳はロバのようだ」と鳴るようになった。これを苦々しく思った王は竹を伐りとって山茱萸[サンシュユ]を植えさせたところ、風が吹いても「王の耳は長い」とだけ聞こえるようになった。
5 ::2010/07/20(火) 02:41:00 ID:pRrwsbHZ0
>>1、>>4は韓国の童話を詩人・金素雲が選集しまとめたもの。
金素雲は日本留学後、北原白秋の後援で朝鮮民話集などを刊行。日本人の妻と結婚したが2年で離婚。子供は童話作家の武井遵。
「ネギをうえた人」まだ人間がネギを食べなかったころの話。そのころは、よく人間が人間を食べていたそうです。お互いが牛に見えたからでした。
ある人が自分の兄弟を食べてしまいました。その人は、「ああ、いやだいやだ。なんて、あさましいことだろう。こんなところに暮らすのは、つくづくいやだ。」と旅に出ました。
「人間が人間に見える、まともな国」を見つけだそうと心に決めました。ある人は、人間は人間に、牛は牛に見える国にたどり着きました。みんな仲良く暮らしていました。
老人から、この国でも昔は人間が牛に見えて間違いが起こっていましたが、ネギを食べるようになってからは人間が人間を食べることは無くなったことを聞きました。
ある人は、大喜びで、ネギの種を分けてもらいました。自分の国に帰りました。まっさきにネギの種を植えました。
安心して、なつかしい友人をたずねました。誰の目にも、ある人は牛に見えました。「ちがいます。ちがいます。よく見てください。わたくしは、あんたたちの知りあいです。」といくら言っても、
「おや、おや。なんてまあ、よく鳴く牛だろう。」、「ほんとうだ。なんでもいいから、早くつかまえてしまえ。」と言われて、その日のうちに食べられてしまいました。
しばらくたってから、畑に見たこともない青い草が生えるようになりました。ためしにつまんでみると、いい匂いがしました。
ネギを食べるようになってからは、その国でも、人間が人間を食べることがなくなったそうです。ネギをうえた人のことは誰も知りませんが、その人の真心は、大勢の人を幸せにしたそうです。
2 ::2010/07/15(木) 11:42:09 ID:PO7HUuW30
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> すげーどうでもいい <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^ ̄
ヘ(^o^)ヘ
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3 ::2010/07/15(木) 11:44:10 ID:27Cyh8F10
>>2
深く同意
4 ::2010/07/16(金) 22:03:01 ID:o+9IGreE0
景文王が即位した後、王の耳が急に長くなり、ロバの耳のようになった。妃や宮人は誰も気付かなかったが、唯一、王の帽子を作る職人がこのことに気付いてしまった。
職人は誰にもこのことを話さなかったが、死ぬ間際になって道林寺の誰も来ない竹林に行き、竹に向かって「王の耳はロバのようだ! 」と叫んだ。
その後、風が吹くと竹が「王の耳はロバのようだ」と鳴るようになった。これを苦々しく思った王は竹を伐りとって山茱萸[サンシュユ]を植えさせたところ、風が吹いても「王の耳は長い」とだけ聞こえるようになった。
5 ::2010/07/20(火) 02:41:00 ID:pRrwsbHZ0
>>1、>>4は韓国の童話を詩人・金素雲が選集しまとめたもの。
金素雲は日本留学後、北原白秋の後援で朝鮮民話集などを刊行。日本人の妻と結婚したが2年で離婚。子供は童話作家の武井遵。
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