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あん人こん人:韓国・済州島で写真展を

投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2008/10/19 23:38 投稿番号: [40751 / 43168]
開いた、石川郁子さん   /大分


  ◇生きる人の尊さ撮りたい−−石川郁子さん(42)

  大分・大阪間をつなぐ夜行フェリーで、毎週末、大阪市生野区へ。韓国の済州島などをルーツにする在日コリアンの人々が暮らす街だ。過酷な歴史の中で祖国を離れながらも、前向きに生きる姿に惹(ひ)きつけられ、6年間、通い続けている。

  01年、日本の国際NGO活動に参加し、紛争後のコソボ(旧ユーゴ・コソボ自治州)で衣服を配るボランティアを経験した。難民キャンプを目の当たりにし、紛争で故郷を追われた人々の姿に強い印象を受けた。帰国後の02年9月、生野区を初めて訪れ、韓国料理のにおいが漂う街にのめり込んだ。

  「戦争や差別といった画一的な負のイメージで『在日』は語られる。でも、明るく生きる人たちの表情の尊さを撮りたい」。写真はコソボで記録のために撮った程度で全くの素人。独学で学び、寺院やまちの様子、年中行事などを撮り始め、被写体は人そのものに移っていった。毎週足を運び、街の人に「またあの人ね」と徐々に受け入れられながら、一人一人が見せる一瞬の表情に心惹かれた。

  今年9月、念願だった済州島での写真展が実現した。生野の様子をルーツの人々に知ってほしいと思っていた。写真展では、1枚の納骨の様子を撮った写真の前で涙を流す女性がいた。遺骨が包まれているチマチョゴリは、その女性が亡くなった親せきのために贈ったものだった。自分の写真で、生野と済州島がつながったという実感をつかめた。

  これまで撮りためた在日コリアンの写真集を出すことが目標だ。「追いかけるテーマはいつまでも変わらない。こんな人が住んでいて、こんな暮らしをしていたという記録を残したい。それで誰かが喜んでくれたらうれしい」【深津誠】

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  ◇メモ
  大分市在住。90年、県庁に就職。01年、コソボでボランティア活動した際に撮影した写真が月刊誌に掲載された。07年10月、大阪市生野区の「ギャラリー渡来」で初の個展開催。08年9月、済州島の済州市役所で個展を聞いた。

毎日新聞   2008年10月19日   地方版

http://mainichi.jp/area/oita/news/20081019ddlk44070391000c.html
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