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高橋赫一海軍少佐

投稿者: honkytonk_2002_x 投稿日時: 2007/02/01 16:06 投稿番号: [36210 / 43168]
真珠湾攻撃の際の、急降下爆撃隊の指揮官で、空母「翔鶴」飛行隊長であった、高橋赫一海軍少佐(珊瑚海海戦で戦死後大佐)の幼いお子さんが病気になったときの話。

ペニシリンだったかなんだか、とにかく海軍には子供を救えるであろう特効薬がある、と。
それで、奥さんが夫である少佐に相談をした。
少佐、「それは出来ないよ。軍の薬は、陛下が兵隊さんのために下さっているんだから」と。

少佐夫妻の幼いお子さん、亡くなったそうです。

さて、これを「非情な父親」「アタマの固い軍国親父」呼ばわりするか、私的な苦悩を振り切って公私を峻厳に分ける人格者と見るか…。

余談ながら、士官でも、兵から叩き上げた准士官・特務士官は、軍の食料をくすねて妻子の元に持って帰るとか、そういう処世術も身に着けていましたし、海兵出身のキャリア組の士官は、高橋少佐のような人が多かったようです。(ただし、後者は未婚時代は給料をほとんど遊びにつぎ込んだりもしている。同じ少尉でも、叩き上げの特務少尉は妻子もいて、きちんと家庭に給料を入れていたのですし。)
ワタシは、どちらもアリだと思いますけど、その、血液を提供してくれる見ず知らずの人々の事をスカッと忘れる父親は、大人になりきれていないんじゃないかと思いますけどね。修行が足りないというか、よほど育てた親がバカなのか、または社会に「公」の精神が欠如しているか。街頭で、「みなさん、血を下さい! うちの妻が死にそうなんです!」と訴えるなら、まあ分からんでもない。
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