こんな映画記事もあります。
投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2006/09/08 09:52 投稿番号: [34746 / 43168]
ハリウッドで公開された拉致事件
(日刊スポ−ツ)
北朝鮮による横田めぐみさん拉致事件を描いたドキュメンタリー映画「アブダクション(拉致) 横田めぐみストーリー(邦題:めぐみ−引き裂かれた家族の30年)」が先日、ハリウッドの劇場で公開されました。
「Docu Week」と題されたインターナショナル・ドキュメンタリー協会(IDA)主催のイベントでの1週間限定公開でしたが、全米の一般公開は初。10回目を迎える今年は16本が公開され、その中の1本が、カナダ人のクリス・シェリンダ氏と妻のパティ・キムさんが監督・制作した「アブダクション」でした。今年1月にユタ州パークシティーで開催されたスラムダンス映画祭で観客賞を受賞。その後も全米、カナダ、オーストラリアなどで数々の賞を受賞しているだけに、この全米公開で来年3月のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネートにも大きな期待が持たれています。
アメリカでは「拉致問題」は、ほとんど報道されていません。アメリカ人のジェンキンス氏の問題ですら、あまりメディアには登場しなかったと記憶しています。当然ながら、劇場は日本人や日系人で埋め尽くされていると想像していたのですが、アメリカ人の観客も多数いて驚かされました。この映画を見て始めて拉致問題を知った人も多く、「ミステリアス」や「アンビリーバブル」と評し、13歳の少女を突然失った家族の苦悩や戦いに涙を流す人も大勢いました。
上映後に、シェリンダ氏とキムさんに話しを聞く機会に恵まれました。「02年にワシントン・ポスト紙に掲載された小泉首相の訪朝記事で初めて拉致問題を知りました。拉致事件そのものもショックでしたが、被害者の中に13歳の少女がいたことは、とても驚きでした」と、キムさん。それが動機となり、この作品を制作することになったのだという。
約2年に渡って横田夫妻に密着取材し、インタビューも行っています。拉致事件そのものを描くと言うよりも、愛する娘が突然いなくなった夫妻の30年間の苦悩と戦いを綿密な取材と過去のニュース映像を交えてたどった作品に仕上がっています。そこにはテレビやニュースだけでは分からなかった横田夫妻の日常生活があり、胸が締め付けられる思いでした。めぐみさん失踪1年半後に夫妻がテレビで「1日も早く連絡をして下さい」と訴える「小川宏ショー」の映像など、歴史に埋もれてしまっていた貴重な映像を使うことで、より拉致問題の深刻さを訴えています。
あるアメリカ人男性が、上映後にキムさんに「彼女を助けるために僕に何ができますか?」と、質問していました。この作品で横田めぐみさんの拉致事件を始めて知ったという彼は、見終わった後に居てもたってもいられなくなったそうです。
「今すぐに彼女を助け出すことはできないかもしれない。でも、この映画を見た一人ひとりが、拉致問題を広げて世論を動かしていくことはできる。今すぐにホワイトハウスに手紙を書いても無視されるかもしれない。でも、拉致問題を知る人が増え、多くの人が関心を持つことで政治を動かすことができるかもしれません。この映画のことを、5人の友達に伝えてください。そして彼らがまた別の友達に伝える。そうやって、少しずつ拉致問題の認識が広がることが、彼女の救出につながると信じています」。キムさんはこう答えました。
「この上映がきっかけでご家族や拉致問題そのものに対する人々の関心がさらに深まることを願っている」というキムさんの言葉どおり、遠い日本で起きた不可解な拉致問題がアメリカの青年の心を動かしました。そして、これがきっかけでアメリカでも拉致問題解決の運動が始まれば、解決の糸口を見つけることができるかもしれません。そんな希望を私も持ちたいと思います。
ラストに母親の早紀江さんが、「広い草原で寝転がって、自由であることを実感させてあげたい」と語っています。自由であることが当たり前の環境に生まれ育った私たち現代人には、到底理解しえない30年間の苦悩があったことでしょう。この作品を見た後、拉致問題を単なる政治の小道具や外交手段の一つとして使うのではなく、純粋に次期総理には「横田夫妻とめぐみさんを再会させてあげて欲しい」と、心から願っている自分がいました。
今回のハリウッドでの公開を機に是非とも、多くのアメリカ人にこの作品を通じて拉致問題を知ってもらい、めぐみさんが日本で自由を手にする日がやってくることを切に願ってやみません。
北朝鮮による横田めぐみさん拉致事件を描いたドキュメンタリー映画「アブダクション(拉致) 横田めぐみストーリー(邦題:めぐみ−引き裂かれた家族の30年)」が先日、ハリウッドの劇場で公開されました。
「Docu Week」と題されたインターナショナル・ドキュメンタリー協会(IDA)主催のイベントでの1週間限定公開でしたが、全米の一般公開は初。10回目を迎える今年は16本が公開され、その中の1本が、カナダ人のクリス・シェリンダ氏と妻のパティ・キムさんが監督・制作した「アブダクション」でした。今年1月にユタ州パークシティーで開催されたスラムダンス映画祭で観客賞を受賞。その後も全米、カナダ、オーストラリアなどで数々の賞を受賞しているだけに、この全米公開で来年3月のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネートにも大きな期待が持たれています。
アメリカでは「拉致問題」は、ほとんど報道されていません。アメリカ人のジェンキンス氏の問題ですら、あまりメディアには登場しなかったと記憶しています。当然ながら、劇場は日本人や日系人で埋め尽くされていると想像していたのですが、アメリカ人の観客も多数いて驚かされました。この映画を見て始めて拉致問題を知った人も多く、「ミステリアス」や「アンビリーバブル」と評し、13歳の少女を突然失った家族の苦悩や戦いに涙を流す人も大勢いました。
上映後に、シェリンダ氏とキムさんに話しを聞く機会に恵まれました。「02年にワシントン・ポスト紙に掲載された小泉首相の訪朝記事で初めて拉致問題を知りました。拉致事件そのものもショックでしたが、被害者の中に13歳の少女がいたことは、とても驚きでした」と、キムさん。それが動機となり、この作品を制作することになったのだという。
約2年に渡って横田夫妻に密着取材し、インタビューも行っています。拉致事件そのものを描くと言うよりも、愛する娘が突然いなくなった夫妻の30年間の苦悩と戦いを綿密な取材と過去のニュース映像を交えてたどった作品に仕上がっています。そこにはテレビやニュースだけでは分からなかった横田夫妻の日常生活があり、胸が締め付けられる思いでした。めぐみさん失踪1年半後に夫妻がテレビで「1日も早く連絡をして下さい」と訴える「小川宏ショー」の映像など、歴史に埋もれてしまっていた貴重な映像を使うことで、より拉致問題の深刻さを訴えています。
あるアメリカ人男性が、上映後にキムさんに「彼女を助けるために僕に何ができますか?」と、質問していました。この作品で横田めぐみさんの拉致事件を始めて知ったという彼は、見終わった後に居てもたってもいられなくなったそうです。
「今すぐに彼女を助け出すことはできないかもしれない。でも、この映画を見た一人ひとりが、拉致問題を広げて世論を動かしていくことはできる。今すぐにホワイトハウスに手紙を書いても無視されるかもしれない。でも、拉致問題を知る人が増え、多くの人が関心を持つことで政治を動かすことができるかもしれません。この映画のことを、5人の友達に伝えてください。そして彼らがまた別の友達に伝える。そうやって、少しずつ拉致問題の認識が広がることが、彼女の救出につながると信じています」。キムさんはこう答えました。
「この上映がきっかけでご家族や拉致問題そのものに対する人々の関心がさらに深まることを願っている」というキムさんの言葉どおり、遠い日本で起きた不可解な拉致問題がアメリカの青年の心を動かしました。そして、これがきっかけでアメリカでも拉致問題解決の運動が始まれば、解決の糸口を見つけることができるかもしれません。そんな希望を私も持ちたいと思います。
ラストに母親の早紀江さんが、「広い草原で寝転がって、自由であることを実感させてあげたい」と語っています。自由であることが当たり前の環境に生まれ育った私たち現代人には、到底理解しえない30年間の苦悩があったことでしょう。この作品を見た後、拉致問題を単なる政治の小道具や外交手段の一つとして使うのではなく、純粋に次期総理には「横田夫妻とめぐみさんを再会させてあげて欲しい」と、心から願っている自分がいました。
今回のハリウッドでの公開を機に是非とも、多くのアメリカ人にこの作品を通じて拉致問題を知ってもらい、めぐみさんが日本で自由を手にする日がやってくることを切に願ってやみません。
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