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Re: >タロとジロ生還をリアルで見ていた

投稿者: honkytonk_2002_x 投稿日時: 2006/01/25 10:51 投稿番号: [32770 / 43168]
私が心の底から泣いた物語は、太宰飛斗志さんという方が絵と文を書かれた漫画物語でした。

氏は予科連出身で、ご自分が海軍に入団した後、愛犬を「供出」させられたという報せが都内の実家から届いた、という話です。(毛などを防寒用の材料に使い、さらに、空襲時に狂犬と化して街を暴れまわらないようにするため。)

お父さんから、愛犬は「最初は何かを察してか、どうしても行きたがらなかったものの、ついには自身で覚悟を決めたようで、大人しく行きました。最後までサムライのように立派でした」という手紙が。
部隊の厠でひとしきり泣き、悲しみを懸命に振り払う。

戦争末期、ついに、「新しい必殺の、敵艦を一発で屠る兵器の搭乗員を募集する。生還は期し得ない」という募集の訓示を司令から聞き、志願を決意。
ポケットの中の愛犬の遺髪に触り、「さあ、一緒に戦うときがきたよ」と。

あ、もうダメだ。

この本もハートブレイカーなんだった…。

犬の健気さ(ワタシは犬は一度しか飼ったことがありませんが)と、加えてアンドレ・マルローの言葉を思い出しました。
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