人口の歪
投稿者: hakanosita 投稿日時: 2005/05/12 02:35 投稿番号: [24889 / 43168]
横レス失礼します。
中国の一人っ子政策は、都市部では守られていますが農村部では守られていません。実際の人口は公表より遥かに多いと思います。
大躍進〜飢饉となった1959年〜1961年以降の中国の人口は、6億5000万から一人っ子政策が導入される1980年には10億〜11億となっています。幅が一億もあるのは、国連の人口HP・中国関係の公式HPでも数字が異なっているからです。どちらにせよ3億5000万〜4億5000万という人口増加が発生しています。しかも文革で多数の死者が発生(1千万単位の死者)して人口が増加しており、丁度この時期の世代が出産適齢期にいます。
もともと一人っ子政策は、中国農業の収穫量から人口維持できるのが12億人が適正という数字から始まりました。つまり子供が一人だけなら12億になるからです。そのため、行政組織がよく機能している都市部では、守られているようです。しかし、人口の2/3以上がおり行政が行き届かない農村部では、守られていません。なぜなら、2000年頃に中国政府が実施した農村の出生状況の調査で、農村部の女性の出生率の高さ(子供の多さ)を指摘しているからです。
中国が発表する人口13億は、過少であり実際は15億以上だと思います。
中国農業は、緑の革命で単位当りの収穫量が増大しており穀物生産高が約4億トン弱あります。人間が生きていくのに必要な穀物は年間180kであり、この水準なら20億まで養えます。比較的飽食となる240kの水準ならば16億の人口が養えます。
中国の人口は、高所得の都市部が子供が少なく急速に高齢化すると共に、低所得の農村部は子供が溢れ人口爆発している社会です。
とりあえず直近の問題は、水と炊事の燃料確保です。飢餓が蔓延するにはもうしばらく時間がかかります。
これは メッセージ 24873 (chonkanchigai_yarodomo さん)への返信です.
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