敵の敵は見方
投稿者: samurai_03_japan 投稿日時: 2005/02/21 12:00 投稿番号: [19291 / 43168]
まぁ、そう言った見方もありますが...
基本的に情報の世界はダブル、トリプルは当たり前の世界ですから...
(ダブルスパイ、トリプルスパイ、と言う意味です)
国家外交・軍事情報組織もこの原理で動いていますから。
例でいえば、ドイツ寄り中立国だったスペインには、通称「TO機関」と呼ばれた情報網があったようですが。
これは元々、ドイツ国防軍情報部(アプヴェール)が駐英スペイン大使館内に抱えていた、対英情報網でした。
ところがこれがMI5(英国対内諜報部)に知られてしまい、今度はダブルスパイとして、MI6(英国対外諜報部)御用達に。
「TO」は確度の高い連合軍情報をアプヴェールに流すと同時に、ドイツ側の情報を「引出しの中から取り出し放題」でMI6へ。
ここでスペイン首相・フランコが登場。
フランコは「ドイツ寄り」の立場上、「TO」を今度は在スペイン日本公使館(須磨公使)と接触させました。
これで「トリプルエージェント」
日本側にはかなりの確度の対米情報が「TO」経由で流れていたようです。
例として
昭和17年8月20日、(暗)、馬徳里午後発、本省22日夜着、東郷外務大臣宛、須磨公使、第909号(館長符号扱)
東情報(16日紐育(ニューヨーク)発)
1、海軍省に於て得たる情報に依れは最近豪州に16万3千噸の貨物(主として沿岸砲及敵前上陸用快速艇)を積載せる大「コンボイ」無事到着、潜水艦及航母(複数)之を警護し途中一度も敵より発見乃至攻撃せられさりし趣なし
2、十日「ニューオルレアンス」より4隻(夫々9700噸、6790噸、4595噸、4千噸)「パナマ」向け出発せるか長距離飛行の性能ある海軍飛行艇を積載居れり
独、伊に配電せり
米軍のソロモン反抗作戦の事前情報です。
所が「TO」を抱き込んだ英国のMI6の親玉「キム・フィルビー」は、モスクワのコミンテルン(と、言うよりNKGB=内務人民委員部外国課(IS課))の「お友達=エージェント」でしたから(1963年、ソ連に亡命)
フィルビー経由のソ連情報も扱っており...
これで「4重スパイ」
こう言った事が極当たり前に行われる世界ですから...
これは メッセージ 19282 (dylake2r5j1 さん)への返信です.
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