「空白の北朝鮮現代史」(2)
投稿者: gades_pluton_1930 投稿日時: 2004/09/13 00:15 投稿番号: [12235 / 43168]
白頭山頂には、「天池」と呼ばれるカルデラ湖があるのですが、
北朝鮮で発行された地図において、
1962年を境に、白頭山頂および天池周辺の中朝国境線の記載が変化している事実に、本書は着目しています。
具体的に書きますと、
1961年に北朝鮮で発行された地図では、天池湖畔が全て朝鮮領になっているのに対し、
1967年に発行された地図では、天池を南北に分断するように中朝国境が引かれています。
このことから判断して、領土割譲の件は、間違いないであろうと著者は断じています。
(いっぽう、韓国国内で発行されている地図の場合は、
現在でも、天池は全て韓国領(朝鮮領)であるように表現されています。)
なお本書では、間島問題のルーツを、後金(のちの清)と朝鮮の紛争である
1627年の丁卯胡乱、1636年の丙子胡乱にまで遡って解説しています。
(「丁卯胡乱」、「丙子胡乱」ともに朝鮮側の呼称であり、中国ではこのような表現は用いません。)
日露戦争後から1945年までの記述は、いわゆる「日帝による抑圧史観」で書かれているものの、
なかなか読み応えのある本であり、
著者を焼肉店の経営者にとどめておくのは、勿体ないような気もします。
さて。
周知のとおり、現在の日本は、間島についての主権を全く持っていません。
中朝(中韓)間の紛争に下手にコミットすべきではなく、
またコミットしてはならない、というのが私の考えです。
よけいなお世話かもしれませんが、
どうも juwan さんの怒りの矛先が、見当違いな方向を向いているような気がしてなりません。
これは メッセージ 12234 (gades_pluton_1930 さん)への返信です.
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