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>和気清麻呂

投稿者: honkytonk_2002_x 投稿日時: 2004/08/08 22:09 投稿番号: [10640 / 43168]
若僧で、たかが近衛将監の清麻呂、宇佐に向けて旅立つ際に、道鏡からこう言いくるめられていました。

「戻って拙僧に都合の良い報告をすれば、そちを高位に取り立ててやっても良いぞ」と。

清麻呂も人間。ひょっとしたら、この誘惑に心が揺れたかも知れません。

しかし、帰京してこう報告。
「宇佐八幡のご託宣は以下の通りでした。この国は開闢以来、万世一系の皇室が統治すべき国。それを脅かすものは、ただちに取り除け、と。」

もちろん、「ご託宣」なんて今の感覚では、「ウソ!」なわけです。私も本当だとは思わない。
つまり、清麻呂の本音を、宇佐八幡の神託に託したのでしょう。

これにより、清麻呂と姉の法均(俗名は和気広虫)は、流罪に遭いました。

まあ結局は、称徳女帝が崩御され(ワタシはクーデターによる暗殺と想像しています)、道鏡も左遷され、そしてどうやら闇に葬り去られている。

そして、清麻呂姉弟は、復権しました。

以上は、近世の「武士道」とはオーバーラップしないのかも知れませんが、いずれにせよ、この国の「あるべき姿」を提示してくれた事件でした。

これにより、日本が現在に至るまで、他国と一線を画する事が出来たと確信します。

以上はご存知の話でしたら、恐縮です。
なお、詳しくは『続日本紀』をご参照頂ければと思います。
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