「韓流シネマ・フェスティバル2008春」
投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2008/06/24 23:01 投稿番号: [6552 / 7270]
一時期、爆発的にヒットした韓国映画人気も、落ち着いてきた感がある。そんな中、開催される韓流シネマ・フェスティバルは、いわゆる一過性の流行ではなく、地に足をつけて韓国映画を紹介しようという催しだ。コメディあり、恋愛ものあり、ノワールあり、とバラエティに富んでいて、どれを選ぼうかと迷ってしまうほど充実している。
ラインナップには多くの作品が並んでいるが、中でもお勧めは「家族の誕生」と「覆面ダルホ〜演歌の花道〜」の2本だ。前者は、3話オムニバスだが、3人の女性のエピソードが最後にはゆったりとつながっていく。血縁ではなく心の結びつきで新しい家族となる物語がユニークで秀逸だ。一方後者は、「猟奇的な彼女」で日本でも大人気の男優チャ・テヒョン主演の爆笑コメディ。ひょんなことからトロット(韓国演歌)歌手になったロック・シンガーの奮闘を描くもので、韓国映画らしい笑いと感動に満ちている。
思えば、涙、涙のメロドラマばかりがもてはやされた、日本での韓国映画(ドラマ)ブームは、いびつな形の流行だった。もともと力があり、近年では世界の映画祭でも高い評価を得ている上質な韓国映画。日本のファンも、韓国映画の隆盛とともに見る目を養って成長したはずである。今年もやってきた韓流シネマ・フェスを、ちょっと大人になった映画ファンとして味わってほしい。
(映画ライター・渡まち子)
シネテリエ天神で6月28日〜7月18日公開
(同館での上映スケジュールはこちら
▽公式サイト
http://www.cinemart.co.jp/han-fes2008/http://qnet.nishinippon.co.jp/entertainment/cinema/column/20080613/20080613_0001.shtml
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/bdibf4bcta4na4bfa4aa4nffc4z5doc0bel_1/6552.html