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「反日で生きのびる中国」

投稿者: tell_me_honto_gou_2004 投稿日時: 2004/08/11 08:16 投稿番号: [1517 / 7270]
たまたま読みかけている途中にアジアカップの騒ぎがありました。タイムリーでしたが、同時に読むにつれて湯欝にもなっていきました。

「反日で生きのびる中国」   江沢民の戦争
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794212887/qid%3D1092179513/250-5946043-1631446
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10   われわれはどうしたらよいか   から引用

  だが、だれもが沈黙を守ってきたことについては、もう少し語らねばならないことがある。
  船橋洋一は『世界を読み解く事典』のなかで、一九九五年の中国については、その年九月二十二日号の週刊誌に載せた「北京国連女性会議」を再録しただけだったことは前に記したが、のちにかれはつぎのように語っている。
  「九二年に、上海で天皇陛下のクルマの後を中国人が追って手を振るとか、まあ、ヤラセだとは思うけれども、それも含めて、一種の決着を、あそこまで演出した。
  しかし、これが三年ももたなかった。九五年になると、また歴史問題が一気に噴出して、中国全土の小学校の体育館に南京大虐殺の写真をパーッと貼らせるという大キャンペーンが行われた。あのときは、さすがの外務省チャイナ・スクールも、中国というのは難しい、このやり方ではもうダメかもしれないと絶望感に駆られた。今も基本的に、その状況は続いている」

  船橋洋一は鼎談のなかでそこまで喋った。だが、この日本を代表する国際問題の評論家は中国共産党がどうしてそのような「大キャンペーン」をやることになったのかについては、なにも語らなかった。

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朝鮮半島の「反日」くらべ私なんかが中国を緩やかに見ていたのこの「天皇訪中」があったからだと思います。そして未だに「日王」とする朝鮮に比べ中国はまがりなりにも「天皇」と呼称している。それがある意味中国に対して甘い目で見ていたひとつの要因ではないだろうかと思うのです。

天安門事件が中国への経済制裁につながり、経済制裁で汲々としているところへこの天皇陛下の日中ご訪問があったと記憶します。そして、この天皇ご訪問を端緒として経済制裁が終息に向ったようで、日本が中国に多分に利用されることを承知して最高の外交・親善カードを切った格好になったようにも思います。

その最高のカードはあの朝日の編集委員である船橋洋一をもってしても、

>これが三年ももたなかった

と言わしめています。

いまでさえ、中国は日本に対して「まだ甘すぎる」と思っていると何かの記事で読みましたが、少なくてもいままでの遣り方が通用しないことは私達は認識するべではないでしょうか。

しかも、いままでの貧しい中国から豊かな中国へと変貌しつつあります。この巨大な怪異な国はいったい何処へ行こうとしているのか・・・そして日本はそにどう対すればいいのか・・・



そんなことを考えさせられる一冊でもありました。
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