唐突ですが・・「日本国籍〜」
投稿者: usagigamemaimai 投稿日時: 2004/06/30 02:35 投稿番号: [1390 / 7270]
二月ほど前の記事です。
↓「日本国籍はアイデンティティー」
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20040509/ronsetu.html
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日曜論壇 「日本国籍はアイデンティティー」〔2004年05月09日掲載〕
欧州はさらに大きな実験を開始する。今月1日、欧州連合(EU)は、旧ソ連圏を含む10カ国の同時加入で、25カ国体制に拡大した。4億5000万人の人口を持つ市場と日本の倍の規模、また米国のGDPに匹敵する域内総生産額は、経済力を背景に欧州の存在をますます大きくしていこう。
経済統合とはいうものの「欧州再統一」という言葉には引っかかりを感ずるが、東西分裂の歴史への決別以上の効果が生まれよう。「キリスト教を下絵とした統合」と呼ぶ人もいるが、折しもギリシャでのオリンピックの開催は、キリスト教誕生以前の宗教を絶対視しない歴史を思い起こす良い機会である。
アイデンティティーの強い国々が同じテーブルに座るとは、われわれにはなかなか理解できない。しかし、歴史をひもとけばアイデンティティーを無視するのではなく、それを確認して初めて他人との共同、あるいは協働作業は成功していることを教えている。
その象徴の1つは人類の共存策として、われわれの先輩の考案した「国」と「国籍」であろう。ということは、その時々の国力の差を素直に認識することになる。1000万人以下の人口しかもたないスカンジナビアの国々は、時代遅れにもみえる国王を掲げて大国と対等な付き合いの努力をしているが、欧州人にとっては理由ある選択となっている。
国と国籍を前提に、いわばベストエフォートで世界の平和と繁栄を願うがゆえ、テロと大量破壊兵器を受け入れることはできないというのが、欧州諸国の了解事項である。
このような雰囲気が身近な会津大学は冗談もユニークである。イラク人質事件の最中の幹部会議で、「もしわれわれが人質になっても、米国籍を持つ教官がいる限り米軍は必ず救出に来てくれる」と言って、非米国籍所有者はホッとするといった調子である。
イラクの日本人人質事件は、今となれば日本のユニークさの投影に過ぎなかったことが分かり、不愉快というよりは奇妙な事件として忘れ去られつつある。
しかし、この事件の過程で国内に表面だけではなく、真剣にものごとの中身を議論する雰囲気が生まれてきたように思える。「時の体制の権力者の責任追及」のみに終始する現実離れの議論よりは、明日への具体的な提案をぶつけ合う中身のある議論をしなければ、日本はアイデンティティー不明の国のままとなってしまうであろう。
幸い、倒産と背中合わせだった産業界はグローバルな競技場で再興しつつある。日本の良きアイデンティティーを知った外国の経営者に、より成功した企業もある。問題は一部の何もしてこなかった「既得権益を守ろうとする善人」が、ますます「不良資産化」していくことにあろう。改革が急がれる年金の話も、金の損得のみしか論点とならない議論ではむなしい。国、国籍、国益のレベルでの中身のある議論を期待したいが、民主主義を知らないイラク人が混乱するのと同様、今までの習いから外れることへの恐怖心からの決別は容易ではない。
ところで、一国が国民から信頼されるためには国益に優先度を置きながらも、自国籍を持つ者が他国で不当な扱いを受けた時には好き嫌いは別として、必ず救い出すという実績を示すことである。人質事件は、日本国籍を持つ者に安心感を与えてくれた。(池上徹彦・会津大学学長)
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>好き嫌いは別として、必ず救い出すという実績を示すことである。
消防士みたいな感じでしょうか・・どんなとこでも、燃えてたら消しに行く。
病院もそうだなぁ、抗争事件の怪我人でも診てもらえる
(縫い目が荒目、麻酔控えめ、くらいはあるかも・・ただの想像です)
>問題は一部の何もしてこなかった「既得権益を守ろうとする善人」が、
ますます「不良資産化」していくことにあろう。
福島民報の論説って、随分本当のこと載せますね。
こちらの困った地元紙とは大違いだ・・(ここのところ、ろくに読んでませんが)
↓「日本国籍はアイデンティティー」
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20040509/ronsetu.html
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日曜論壇 「日本国籍はアイデンティティー」〔2004年05月09日掲載〕
欧州はさらに大きな実験を開始する。今月1日、欧州連合(EU)は、旧ソ連圏を含む10カ国の同時加入で、25カ国体制に拡大した。4億5000万人の人口を持つ市場と日本の倍の規模、また米国のGDPに匹敵する域内総生産額は、経済力を背景に欧州の存在をますます大きくしていこう。
経済統合とはいうものの「欧州再統一」という言葉には引っかかりを感ずるが、東西分裂の歴史への決別以上の効果が生まれよう。「キリスト教を下絵とした統合」と呼ぶ人もいるが、折しもギリシャでのオリンピックの開催は、キリスト教誕生以前の宗教を絶対視しない歴史を思い起こす良い機会である。
アイデンティティーの強い国々が同じテーブルに座るとは、われわれにはなかなか理解できない。しかし、歴史をひもとけばアイデンティティーを無視するのではなく、それを確認して初めて他人との共同、あるいは協働作業は成功していることを教えている。
その象徴の1つは人類の共存策として、われわれの先輩の考案した「国」と「国籍」であろう。ということは、その時々の国力の差を素直に認識することになる。1000万人以下の人口しかもたないスカンジナビアの国々は、時代遅れにもみえる国王を掲げて大国と対等な付き合いの努力をしているが、欧州人にとっては理由ある選択となっている。
国と国籍を前提に、いわばベストエフォートで世界の平和と繁栄を願うがゆえ、テロと大量破壊兵器を受け入れることはできないというのが、欧州諸国の了解事項である。
このような雰囲気が身近な会津大学は冗談もユニークである。イラク人質事件の最中の幹部会議で、「もしわれわれが人質になっても、米国籍を持つ教官がいる限り米軍は必ず救出に来てくれる」と言って、非米国籍所有者はホッとするといった調子である。
イラクの日本人人質事件は、今となれば日本のユニークさの投影に過ぎなかったことが分かり、不愉快というよりは奇妙な事件として忘れ去られつつある。
しかし、この事件の過程で国内に表面だけではなく、真剣にものごとの中身を議論する雰囲気が生まれてきたように思える。「時の体制の権力者の責任追及」のみに終始する現実離れの議論よりは、明日への具体的な提案をぶつけ合う中身のある議論をしなければ、日本はアイデンティティー不明の国のままとなってしまうであろう。
幸い、倒産と背中合わせだった産業界はグローバルな競技場で再興しつつある。日本の良きアイデンティティーを知った外国の経営者に、より成功した企業もある。問題は一部の何もしてこなかった「既得権益を守ろうとする善人」が、ますます「不良資産化」していくことにあろう。改革が急がれる年金の話も、金の損得のみしか論点とならない議論ではむなしい。国、国籍、国益のレベルでの中身のある議論を期待したいが、民主主義を知らないイラク人が混乱するのと同様、今までの習いから外れることへの恐怖心からの決別は容易ではない。
ところで、一国が国民から信頼されるためには国益に優先度を置きながらも、自国籍を持つ者が他国で不当な扱いを受けた時には好き嫌いは別として、必ず救い出すという実績を示すことである。人質事件は、日本国籍を持つ者に安心感を与えてくれた。(池上徹彦・会津大学学長)
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>好き嫌いは別として、必ず救い出すという実績を示すことである。
消防士みたいな感じでしょうか・・どんなとこでも、燃えてたら消しに行く。
病院もそうだなぁ、抗争事件の怪我人でも診てもらえる
(縫い目が荒目、麻酔控えめ、くらいはあるかも・・ただの想像です)
>問題は一部の何もしてこなかった「既得権益を守ろうとする善人」が、
ますます「不良資産化」していくことにあろう。
福島民報の論説って、随分本当のこと載せますね。
こちらの困った地元紙とは大違いだ・・(ここのところ、ろくに読んでませんが)
これは メッセージ 1 (yusura_sdhk さん)への返信です.
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