生涯ためた貯金を寄付、元慰安婦ファン
投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2008/10/13 23:13 投稿番号: [35641 / 35788]
ファン・クムジャさん
一人暮らしの生活保護受給者でありながら、支給金などを一銭も使わず寄付
ソウル市江西区登村洞の賃貸マンションに暮らす日本軍慰安婦被害者のファン・クムジャさん(84)が生涯にわたり集めた4000万ウォン(約290万円)を2006年11月、江西区庁に奨学金として寄託し、話題を集めたことがある。そのファンさんが奨学金の寄贈式を終えた翌日から再び貯金を始め、2年後の今月7日、3000万ウォン(約210万円)を奨学金として寄託した。
4日夜、2年ぶりにファンさんの小さなマンションを訪問すると、イシモチを焼く香ばしいにおいが鼻をくすぐった。「もっと早く来ればよかったのに。今日は福祉館の人がイシモチを5匹も持ってきてくれたの」。丸い目と少女のような微笑みは2年前のままだった。
今回再び寄付することにした3000万ウォンは、生活保護受給者のファンさんが23カ月間にわたりためたものだ。慰安婦・低所得層生活支援金・基礎老齢年金などが支給されるが、マンションの管理費や病院代など、支出も少なくない。実の息子のようにファンさんを慕っているキム・ジョンファン社会福祉士(43)=江西区庁=は、「この3000万ウォンは国からの支給金をほとんど使わずに貯金したもの」と話した。
ずばり、その「財テクの方法」を聞いてみた。「福祉館に行って朝食兼昼食を食べ、一日中そこで遊んできます。夕食のおかずは婦女会や福祉館の人が持ってきてくれるし、マンションにやって来る服売りから安くていい服を買っています。こんな風に暮らせるわたしは大金持ちよ」
当初、ファンさんは「4000万ウォン貯まったからまた寄付したい」と申し出たという。すると、実の娘のように親しくしているキム・ミヨン社会福祉士(45)=登村3洞住民センター=がそれを懸命に止めたという。「これまでいいことをたくさんしてきたのだから、これからは自分のために生きるようにと言い聞かせました。でもとても強情なんです」
妥協案は「万一の場合」に備えた1000万ウォンを除いた3000万ウォンの寄付。この3000万ウォンは7日、江西区庁から金在荽(キム・ジェヒョン)区庁長に公式に手渡され、一昨年の寄託の際に設立された「ファン・クムジャ女史奨学金」の一部として使用されることになった。ファンさんが寄託した奨学金から生じた利子で、毎年この地域の大学生一人に奨学金を提供してきたが、来年からは対象者が二人に増えることになった。
ファンさんは一昨年4000万ウォンを寄付した後、何度も「海が見たい」と話していた。そのため昨年と今年の春、社会福祉士たちと一緒に、忠清南道泰安半島の西海(黄海)と済州島に旅行に行ってきたという。「海が見たかったんです。もうあの世に行く日が近いのかもしれない」
マンションの狭い廊下には今年春に旅行した際、済州島の菜の花畑で写したファンさんの写真が飾られていた。写真の中のファンさんの明るい笑顔はまるで少女のようだ。そんなファンさんは玄関の前で記者たちを見送りながら、いたずらっぽい笑顔でこう尋ねた。
「出演料はくれないの?」
「何に使うんですか」
「何にって、当然、子どもたちの奨学金よ」
チョン・ジソブ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/article/20081013000037
一人暮らしの生活保護受給者でありながら、支給金などを一銭も使わず寄付
ソウル市江西区登村洞の賃貸マンションに暮らす日本軍慰安婦被害者のファン・クムジャさん(84)が生涯にわたり集めた4000万ウォン(約290万円)を2006年11月、江西区庁に奨学金として寄託し、話題を集めたことがある。そのファンさんが奨学金の寄贈式を終えた翌日から再び貯金を始め、2年後の今月7日、3000万ウォン(約210万円)を奨学金として寄託した。
4日夜、2年ぶりにファンさんの小さなマンションを訪問すると、イシモチを焼く香ばしいにおいが鼻をくすぐった。「もっと早く来ればよかったのに。今日は福祉館の人がイシモチを5匹も持ってきてくれたの」。丸い目と少女のような微笑みは2年前のままだった。
今回再び寄付することにした3000万ウォンは、生活保護受給者のファンさんが23カ月間にわたりためたものだ。慰安婦・低所得層生活支援金・基礎老齢年金などが支給されるが、マンションの管理費や病院代など、支出も少なくない。実の息子のようにファンさんを慕っているキム・ジョンファン社会福祉士(43)=江西区庁=は、「この3000万ウォンは国からの支給金をほとんど使わずに貯金したもの」と話した。
ずばり、その「財テクの方法」を聞いてみた。「福祉館に行って朝食兼昼食を食べ、一日中そこで遊んできます。夕食のおかずは婦女会や福祉館の人が持ってきてくれるし、マンションにやって来る服売りから安くていい服を買っています。こんな風に暮らせるわたしは大金持ちよ」
当初、ファンさんは「4000万ウォン貯まったからまた寄付したい」と申し出たという。すると、実の娘のように親しくしているキム・ミヨン社会福祉士(45)=登村3洞住民センター=がそれを懸命に止めたという。「これまでいいことをたくさんしてきたのだから、これからは自分のために生きるようにと言い聞かせました。でもとても強情なんです」
妥協案は「万一の場合」に備えた1000万ウォンを除いた3000万ウォンの寄付。この3000万ウォンは7日、江西区庁から金在荽(キム・ジェヒョン)区庁長に公式に手渡され、一昨年の寄託の際に設立された「ファン・クムジャ女史奨学金」の一部として使用されることになった。ファンさんが寄託した奨学金から生じた利子で、毎年この地域の大学生一人に奨学金を提供してきたが、来年からは対象者が二人に増えることになった。
ファンさんは一昨年4000万ウォンを寄付した後、何度も「海が見たい」と話していた。そのため昨年と今年の春、社会福祉士たちと一緒に、忠清南道泰安半島の西海(黄海)と済州島に旅行に行ってきたという。「海が見たかったんです。もうあの世に行く日が近いのかもしれない」
マンションの狭い廊下には今年春に旅行した際、済州島の菜の花畑で写したファンさんの写真が飾られていた。写真の中のファンさんの明るい笑顔はまるで少女のようだ。そんなファンさんは玄関の前で記者たちを見送りながら、いたずらっぽい笑顔でこう尋ねた。
「出演料はくれないの?」
「何に使うんですか」
「何にって、当然、子どもたちの奨学金よ」
チョン・ジソブ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/article/20081013000037