憂楽帳:曹さんの8・15
投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2007/08/14 23:13 投稿番号: [34575 / 35788]
間もなく8月15日。戦後60年にあたった2005年のこの日、マニラ南東70キロの「カリラヤ日本人戦没者慰霊園」で、台湾出身の曹萬福さん(82)と出会った。
曹さんは戦争末期、東京の大学に進学した。日本軍兵士として召集されたが、戦地に向かう前に終戦となった。
戦後、仕事のためフィリピンに移り住んだ。「私も戦地に行っていれば、同じ運命をたどったはず」と、カリラヤでの日本人戦没者慰霊祭に足を運ぶようになった。
気になることがあった。フィリピンでは第二次大戦中、日米比3カ国の150万人が犠牲になった。その中には日本兵や軍属として亡くなった約1万人の台湾出身者が含まれる。しかし同胞の慰霊碑はなかった。87年、慰霊園から少し離れた町の道路脇に仲間と共同で慰霊碑を建てた。
「戦前、戦中、台湾人への差別もあった。今は(日台の戦没者は)同じ戦争被害者と思えるようになった」
戦後60年の時にそう語った曹さんは今年も二つの慰霊碑に平和の祈りをささげる。【大澤文護】
毎日新聞
2007年8月11日
東京夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/yuuraku/archive/news/20070811dde041070079000c.html
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/a4ja4bcffckdcbfma4oa1a27ya4oa4la4ka4na4aba1a9_1/34575.html