北朝鮮の軍事力
投稿者: yakuruto1 投稿日時: 2002/01/03 23:09 投稿番号: [31271 / 203793]
3.北朝鮮軍の軍事力分析
あらゆる予測、シミュレーションにおいて、第2次朝鮮戦争の勃発の鍵を握るのが北朝鮮人民軍の動向であるとされている。それでは、その北朝鮮人民軍の実態はどのようなものなのだろうか。陸軍、海軍、空軍、特殊部隊の順に概観してみよう。
【陸軍】
「94年ミリタリー・バランス」によれば、兵力は正規陸軍100万人、教導隊120万人、労農赤衛隊380万人、予備役50万人という膨大な量に達する。全体的に質よりも量を重視した軍隊であるといわざるを得ない。実際、歩兵、戦車等も数量的には韓国を圧倒的に凌いでいる(主力戦車は韓国軍の2050両に対し、北朝鮮軍の3400両)。ゆえに、損害を恐れずに物量に物を言わせた戦術に頼らざるを得ない状況である。戦車を中心とした機甲師団は旧式化しており、いまだに旧ソ連製のT−62が主力戦車である。多国籍軍から壊滅的打撃を受けたあのイラク陸軍の主力戦車がT−72であることを考えると、それよりさらに旧式である北朝鮮人民軍機甲師団の戦力は非常に大規模であるが技術的に劣ると言わざるを得ない。この点については、さまざまな軍事アナリストが同様に指摘する通りである。
【海軍】
「94年ミリタリー・バランス」よれば、海軍兵力は5万人、海軍主力は、フリゲート艦3隻に小型潜水艦25隻に過ぎない。他に、哨戒艦艇・沿岸戦闘艦艇が390隻といわれる。これに小型潜水艇、魚雷艇173隻を含めても、海戦、大規模上陸作戦等を遂行する能力は全くないといえる。志方俊之(1996)は、北朝鮮海軍はゲリラ的な作戦しかできないとしている。金元奉(1996)も、北朝鮮海軍が重点を置いている作戦は、1)ミサイル艇による対艦奇襲攻撃、2)潜水艦による水中戦、海上兵たん線遮断、3)潜水艇による特殊作戦部隊上陸作戦、4)機雷敷設等であるとしている。
【空軍】
同じく「94年ミリタリー・バランス」によれば、空軍兵力は8万人、作戦機770機、ヘリコプター50機である。これは、韓国軍、在韓米軍を加えた量、約500機を凌ぐものであるが、それでも朝鮮半島における航空優勢を獲得できないといわれる。ミグ29が40機、スホイ25が30機ある以外はすべてミグの旧式ばかりであって、まともな戦力とは言い難いというのが専門家の一致した評価である。また、燃料難から航空訓練もまともに行えない状態であるという。小川和久(1996)によれば、現代戦において陸軍による地上戦も強力な「エアカバー(航空支援)」なしには遂行できないが、現在の北朝鮮空軍にはこのエアカバー能力が完全に欠如しており、その影響は陸軍の作戦遂行能力にも影響を与えるとしている。つまり、陸軍による南侵があったとしても、北朝鮮空軍が制空権を維持できない限り、簡単に韓国空軍によって陸上戦も制圧される可能性があるということである。
【特殊作戦部隊】
北朝鮮軍において最も恐れられるのが、この特殊作戦部隊である。金元奉(1996)によれば、北朝鮮人民軍を代表する特殊部隊は「第8特殊軍団」であり、「総参謀部偵察局」「海上特殊部隊」「軽歩兵旅団」なども挙げられる。特にこの第8特殊軍団の兵力は12万人であり、世界最大の特殊部隊と呼ばれている。北朝鮮人民軍が得意とする戦法は、この特殊部隊を活かしたゲリラ不定期戦である。
http://www.iris.dti.ne.jp/~rgsem/korea.html
横レスですがどうぞ
あらゆる予測、シミュレーションにおいて、第2次朝鮮戦争の勃発の鍵を握るのが北朝鮮人民軍の動向であるとされている。それでは、その北朝鮮人民軍の実態はどのようなものなのだろうか。陸軍、海軍、空軍、特殊部隊の順に概観してみよう。
【陸軍】
「94年ミリタリー・バランス」によれば、兵力は正規陸軍100万人、教導隊120万人、労農赤衛隊380万人、予備役50万人という膨大な量に達する。全体的に質よりも量を重視した軍隊であるといわざるを得ない。実際、歩兵、戦車等も数量的には韓国を圧倒的に凌いでいる(主力戦車は韓国軍の2050両に対し、北朝鮮軍の3400両)。ゆえに、損害を恐れずに物量に物を言わせた戦術に頼らざるを得ない状況である。戦車を中心とした機甲師団は旧式化しており、いまだに旧ソ連製のT−62が主力戦車である。多国籍軍から壊滅的打撃を受けたあのイラク陸軍の主力戦車がT−72であることを考えると、それよりさらに旧式である北朝鮮人民軍機甲師団の戦力は非常に大規模であるが技術的に劣ると言わざるを得ない。この点については、さまざまな軍事アナリストが同様に指摘する通りである。
【海軍】
「94年ミリタリー・バランス」よれば、海軍兵力は5万人、海軍主力は、フリゲート艦3隻に小型潜水艦25隻に過ぎない。他に、哨戒艦艇・沿岸戦闘艦艇が390隻といわれる。これに小型潜水艇、魚雷艇173隻を含めても、海戦、大規模上陸作戦等を遂行する能力は全くないといえる。志方俊之(1996)は、北朝鮮海軍はゲリラ的な作戦しかできないとしている。金元奉(1996)も、北朝鮮海軍が重点を置いている作戦は、1)ミサイル艇による対艦奇襲攻撃、2)潜水艦による水中戦、海上兵たん線遮断、3)潜水艇による特殊作戦部隊上陸作戦、4)機雷敷設等であるとしている。
【空軍】
同じく「94年ミリタリー・バランス」によれば、空軍兵力は8万人、作戦機770機、ヘリコプター50機である。これは、韓国軍、在韓米軍を加えた量、約500機を凌ぐものであるが、それでも朝鮮半島における航空優勢を獲得できないといわれる。ミグ29が40機、スホイ25が30機ある以外はすべてミグの旧式ばかりであって、まともな戦力とは言い難いというのが専門家の一致した評価である。また、燃料難から航空訓練もまともに行えない状態であるという。小川和久(1996)によれば、現代戦において陸軍による地上戦も強力な「エアカバー(航空支援)」なしには遂行できないが、現在の北朝鮮空軍にはこのエアカバー能力が完全に欠如しており、その影響は陸軍の作戦遂行能力にも影響を与えるとしている。つまり、陸軍による南侵があったとしても、北朝鮮空軍が制空権を維持できない限り、簡単に韓国空軍によって陸上戦も制圧される可能性があるということである。
【特殊作戦部隊】
北朝鮮軍において最も恐れられるのが、この特殊作戦部隊である。金元奉(1996)によれば、北朝鮮人民軍を代表する特殊部隊は「第8特殊軍団」であり、「総参謀部偵察局」「海上特殊部隊」「軽歩兵旅団」なども挙げられる。特にこの第8特殊軍団の兵力は12万人であり、世界最大の特殊部隊と呼ばれている。北朝鮮人民軍が得意とする戦法は、この特殊部隊を活かしたゲリラ不定期戦である。
http://www.iris.dti.ne.jp/~rgsem/korea.html
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これは メッセージ 31266 (us_dollors さん)への返信です.
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