天皇は悲しみませんか?
投稿者: kankoku_suki_ryukyujin 投稿日時: 2001/12/29 04:04 投稿番号: [30562 / 203793]
質問:世界的なイベントであるサッカーのワールドカップが来年、日本と韓国の共同開
催で行われます。開催が近づくにつれ、両国の市民レベルの交流も活発化しています
が、歴史的、地理的にも近い国である韓国に対し、陛下が持っておられる関心、思いな
どをお聞かせください。
【天皇陛下】
日本と韓国との人々の間には、古くから深い交流があったことは、日本書紀などに詳
しく記されています。韓国から移住した人々や招へいされた人々によって、様々な文化
や技術が伝えられました。宮内庁楽部の楽師の中には、当時の移住者の子孫で、代々楽
師を務め、いまも折々に雅楽を演奏している人があります。
こうした文化や技術が日本の人々の熱意と、韓国の人々の友好的態度によって、日本
にもたらされたことは幸いなことだったと思います。日本のその後の発展に大きく寄与
したことと思っています。
私自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王(ぶねいおう)の子孫であると続日
本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています。武寧王は日本との関係が
深く、このとき日本に五経博士が代々日本に招へいされるようになりました。また、武
寧王の子、聖明王(せいめいおう)は、日本に仏教を伝えたことで知られております。
しかし、残念なことに、韓国との交流は、このような交流ばかりではありませんでし
た。このことを、私どもは、忘れてはならないと思います。
ワールドカップを控え、両国民の交流が盛んになってきていますが、それが良い方向
に向かうためには、両国の人々がそれぞれの国が歩んできた道を個々の出来事におい
て、正確に知ることに努め、個人個人として互いの立場を理解していくことが大切と考
えます。ワールドカップが両国民の協力により、滞りなく行われ、このことを通して両
国民の間に理解と信頼感が深まることを願っております。
これは メッセージ 1 (retribution さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/a4ja4bc4z9qbfma4oa1a27ya4oa4la4ka4na4aba1a9_1/30562.html