自己愛人格障害
投稿者: Baka_Chons 投稿日時: 2001/09/07 08:21 投稿番号: [19772 / 203793]
ちょっと面白い記事を見つけたので、既出かもしれませんが、貼っておきます。
「九項目のうち、五項目以上」とありますが、全項目あてはまる民族があるようなので、過去の書き込みを当てはめながら読んでみてください。笑えます。
___________________
解説
京都大学教授・医学博士 山中康裕
最近のわたしども心理療法関係者の中で大きな話題となっていることの一つに、本書でとりあげている、自己愛人格障害(ナーシシスティック・パーソナリティ・ディスオーダー、略してNPD)がある。
それは、最近とみにこうした人格障害を呈する人たちが多くなっている印象があるからである。
この診断は、同じく最近はやりの診断基準であるDSM−Ⅳ(アメリカ精神医学会診断マニュアル最新版、一九九四年)によれば、次のごとき性格特徴をもつ。
すなわち、「成人期初期に始まる、空想や行動における全般的な誇大性、称賛欲求、共感性の欠如、の三つが特徴的であり、以下の九項目のうち、五項目以上が当てはまるものをいう。
(1)自己の重要性にまつわる誇大感(例えば、達成度合いや能力の誇張、達成度合いとは不相応なほどに特別に認められたがることなど)
(2)際限のない成功、権力、才気、美貌、理想的愛情といった空想に没頭する
(3)自分が特別であり、独自であると信じきっており、当然、特別な高度の人たちによってのみ理解され、かつそれらに所属すべきである、と思い込んでいる
(4)過度の称賛を要求する
(5)特権意識、つまり特別にお気に入りの扱いを受けることを不合理に要求したり、自分の期待に自動的に盲従することを当然とするような意識
(6)対人関係における利己性、つまり自己の目的達成のために他者を利用する
(7)共感性の欠如、他者の感情やその必要を認めたがらず、なかなかそれを同一化できない
(8)しばしば他者を羨むか、他者は自分を羨むべきだと思っている
(9)尊大で傲慢な振る舞いや態度」
なお不思議なことに、DSM‐Ⅲ(アメリカ精神医学会旧診断マニュアル改訂版、一九八七年)では記載されていた「他者評価への過敏性」と、「批判に対して憤怒、羞恥、屈辱をもって反応する」という項目が消えているが、筆者はこれらも重要な診断の際のサインであると考えている。
ともかく彼らのうちには、一応世間的な成功を勝ち得、一応の適応を達成している者もいるが、たいていは自分の処遇が不適切であり、もっと認められるべきである、と強く感じており、よって当然ながら、今の制度や組織に大きな不満を抱いている者が多い。
また、ある者は、自身の不釣り合いに誇大な欲求が満たされないまま、悶々と不遇をかこちつつ、ひたすら空想上の誇大な、自身のみあるべきと考えている定職につくまでは孤高を保つと称して、随分長い間ずっと決して定職につかずにいる一群の人たちがすぐに日に浮かぶのである。
(後略)
「九項目のうち、五項目以上」とありますが、全項目あてはまる民族があるようなので、過去の書き込みを当てはめながら読んでみてください。笑えます。
___________________
解説
京都大学教授・医学博士 山中康裕
最近のわたしども心理療法関係者の中で大きな話題となっていることの一つに、本書でとりあげている、自己愛人格障害(ナーシシスティック・パーソナリティ・ディスオーダー、略してNPD)がある。
それは、最近とみにこうした人格障害を呈する人たちが多くなっている印象があるからである。
この診断は、同じく最近はやりの診断基準であるDSM−Ⅳ(アメリカ精神医学会診断マニュアル最新版、一九九四年)によれば、次のごとき性格特徴をもつ。
すなわち、「成人期初期に始まる、空想や行動における全般的な誇大性、称賛欲求、共感性の欠如、の三つが特徴的であり、以下の九項目のうち、五項目以上が当てはまるものをいう。
(1)自己の重要性にまつわる誇大感(例えば、達成度合いや能力の誇張、達成度合いとは不相応なほどに特別に認められたがることなど)
(2)際限のない成功、権力、才気、美貌、理想的愛情といった空想に没頭する
(3)自分が特別であり、独自であると信じきっており、当然、特別な高度の人たちによってのみ理解され、かつそれらに所属すべきである、と思い込んでいる
(4)過度の称賛を要求する
(5)特権意識、つまり特別にお気に入りの扱いを受けることを不合理に要求したり、自分の期待に自動的に盲従することを当然とするような意識
(6)対人関係における利己性、つまり自己の目的達成のために他者を利用する
(7)共感性の欠如、他者の感情やその必要を認めたがらず、なかなかそれを同一化できない
(8)しばしば他者を羨むか、他者は自分を羨むべきだと思っている
(9)尊大で傲慢な振る舞いや態度」
なお不思議なことに、DSM‐Ⅲ(アメリカ精神医学会旧診断マニュアル改訂版、一九八七年)では記載されていた「他者評価への過敏性」と、「批判に対して憤怒、羞恥、屈辱をもって反応する」という項目が消えているが、筆者はこれらも重要な診断の際のサインであると考えている。
ともかく彼らのうちには、一応世間的な成功を勝ち得、一応の適応を達成している者もいるが、たいていは自分の処遇が不適切であり、もっと認められるべきである、と強く感じており、よって当然ながら、今の制度や組織に大きな不満を抱いている者が多い。
また、ある者は、自身の不釣り合いに誇大な欲求が満たされないまま、悶々と不遇をかこちつつ、ひたすら空想上の誇大な、自身のみあるべきと考えている定職につくまでは孤高を保つと称して、随分長い間ずっと決して定職につかずにいる一群の人たちがすぐに日に浮かぶのである。
(後略)
これは メッセージ 1 (retribution さん)への返信です.
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