ま、まさか・・・
投稿者: nfjshfaljo 投稿日時: 2004/09/02 23:28 投稿番号: [166143 / 203793]
「ぬう、・・・あれは、もしや――」
「知っているのか、雷*!」
――『似駄亜』(にだあ)
その昔、時の中国の属国の一つにある小国があった。その国の住人は中国とも、また隣
国日本とも違った人種(在る学者は人類とはルーツを異なるものと唱えている)であると
いう。無理も無い。彼等の頬には鋭い鰓があり、その鰓に触れたものすべてを切り裂くと
いわれている。
また他のども民族よりも激しい短絡性、暴力性を持ち、一度怒ると顔を紅くして口から
泡まで吹く。
彼等は基本的に寄生して生き、自ら何かを作ろうとはせずに他人のものを使い、模倣し、
――そこまでならともかく、それを自分のものだ、と宣言してしまう。どういうわけかこ
の民族に関してはこのような事は珍しくない。
彼等の正式名称は幾つもあるが、しかし彼等はその凶悪な模倣根性、身勝手さ、ふてぶ
てしさなどより「似」「駄」「亜」の不名誉な(つまりは、亜流であり、駄作であり、
似非でしかない)三文字を与えられる事になる。
彼等にとって幸せな事は、この世界は全て我等のものである、という子供すら見ない夢
幻に浸れて現を忘れてしまえる事であろうか。恐らく、彼等の破滅の時まで、ずっと――
民明書房「世界から忘れ去りたいもの・第一巻兼最終巻」より
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