李政美論
投稿者: kdm0709 投稿日時: 2003/06/23 04:20 投稿番号: [136259 / 203793]
勇気となぐさめを与える歌
政美はいい声を持っている。
でも、いい声というだけなら、取り立てて驚くにはあたらない。昔、ジョーン・バエズのいい声にびっくりしてファンになり、後に興醒めして以来、もういい声にたぶらかされることはなくなった。
世の中にはいい声などいくらでもいる。
そして幸か不幸か政美もいい声だけど、政美はそれらとは違う。
政美は歌が上手い。
しかし、上手いだけなら世間にはいくらでもいる。
これもまた、政美はそれらとは違う。
なまじいい声だったり、なまじ上手かったりすることが、自分の表現を邪魔している、そう政美は思っているのじゃないだろうかと、ぼくは政美の歌を聴いていて感じることがある。
政美が本当はどう思っているかは知らない。いずれにせよ、いい声も、上手い歌も、そのことだけでは何の価値もない。ただし、そのことを越えて、歌が、純粋に歌として歌えているとき、いい声と上手さはその歌の後にそっと寄り添い、その表現に豊かなふくらみを与えてくれる。
いい声と上手さに邪魔されずに歌えている時の政美の歌は、悲しむ人の心をなぐさめ、明日を見つめる人に勇気をくれる。
なんかややこしいことを言ってしまったけど、要するにばくは、政美の歌のファンだということ。
(小室等:シンガーソングライター)
http://www.bekkoame.ne.jp/~a-nagae/idyonmi.index.html
これは メッセージ 136254 (sora_ni_yume さん)への返信です.
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