>しかしどうして
投稿者: uemula 投稿日時: 2003/05/25 14:07 投稿番号: [132207 / 203793]
私鉄沿線の風景でのご疑問ですね。私が分かる範囲でお答えいたします。
そもそも阪急電鉄は、「鉄道法」、京阪などは「軌道法」(だッタカナ?)で線路を引きました。何にもない田舎に一直線に線路を引いて都心と直結し、その沿線にばりばり住宅地を造成して安く分譲。人口を増やし、その輸送業務を引き受けましょう、という観点です。
軌道法(ウソの呼び名かも)は、規制が緩くてお手軽な反面、既存の集落間を結んだ路線を設定しなければならないというお約束がありました。言わば「路線バス/市電」の観点ですね。どちらが真直ぐな線路かは明白です。
いち早く不動産業務と鉄道業務をリンクさせ、お互いの部門の弱点を補う経営法を採っていた訳です。一方デパート、宝塚歌劇、遊園地、ゴルフ場、温泉地、登山ハイキングルート設定などリゾート、娯楽施設をこれまた土地の安価な奥地へ造り、わざわざ終点から終点にお客を環流させておりました。京王や他の電鉄のことは良く知りませんが、流行っている所ほど恐らくは複合事業しているのではないでしょうか。
そんなこんなで早い時期から「沿線」というコミュニティーが線路を中心軸として発達し(養殖ワカメのロープみたいなもんでしょうか?)、現在ではローンもすっかり済んで、子供もとっくに独立、といった世代がもう2クール目、といったふうに成熟し切っている訳です。だからちょっとお高いスーパーでもお客が入る、集まる店鋪もそこそこ以上のが自然に集まる、にわかに真似の出来ない孤高のブランド性がプ〜ンと発生。こういう図式でしょうか。
いわゆる振興住宅地の、子供はこれからカネが掛かる、車はミニバンに替えた、住宅ローンはあと30年、という一種独特の張り詰めた空気は、街に無いんです。当然かつてはそうだったのでしょうが、時間が熟成させた「空気感」というやつですね。
如何お読みになられますでしょうか?。以上私見で恐縮です。
これは メッセージ 132206 (sutehanjirou_32km さん)への返信です.
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