東方「礼儀」之国 その5
投稿者: chosenjinwakirai 投稿日時: 2003/02/22 17:56 投稿番号: [119394 / 203793]
平素より「東方無礼之国」シリーズ及び「ケンチャナヨ病」シリーズを熱心にお読みくださっている皆様、私より改めて深く御礼を申し上げます。
私が韓半島に興味を持って以来、いろいろな異文化経験をし、自分の持っている事例を皆様に披露し、また、私が巻き込まれたトラブルの数々から、それらのそこに流れる「ケンチャナヨ病」の病原体を発見しようと、日夜努力致しております。
今回は昨年ソウルに行った折に、仁川空港で私が直接見た光景から、老人に対する模範的な「礼儀」を取り上げたいと思います。
仁川国際空港に到着すると入国審査がかなり混んでおり、特に外国人の部分は,長い列が何本もでき、かなり混んでいました。入国審査官の内、責任者みたいな官吏が入国審査場をうろうろして、部下の入国審査官の仕事振りを見て回っていました。すると、混んでいる人の中から、一人のよぼよぼ歩きの老婆を見つけました。その上官はその75歳ぐらいの老婆の手を引き、空いている「外交官・乗務員」用のところへ老婆を連れてきました。老婆には嫁さんと20歳ぐらいの孫娘が介護に付き添っており、老婆のあとを付いていきました。その上官は老婆に優しくパスポート等を調べた上で、老婆が入国書類に記入漏れのところを上官が補って記入しておりました。上官の態度も老婆に対しては優しく、扱いも非常に丁寧で、お別れの挨拶をすると老婆を入国審査ブースの向こうまで連れて行きました。老婆も喜んで彼に御礼を 述べていました。上官も満足そうな顔をしていました。
さて、その上官がもとに戻ると老婆の通過した「外交官・乗務員」用のところに付き添い家族が2人残っています。私は、多分、その上官が次に検査するであろうと考えていました。その上官は付き添い家族に混んでいる一般人の列の後ろに戻るよう指差して命令しました。当然付き添い家族は入国審査台の向うに待っている老婆を指差して訴えましたが、結果的には付き添い家族は上官に混んでいる列の最後尾に並ばされました。
私も後ろのほうだったので、入国審査台の向うに待っている老婆がかなり不安そうな表情をして待っているのが、とても哀れに見えました。
これは メッセージ 1 (retribution さん)への返信です.
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