れ>神々の軍隊
投稿者: kuuboakagi00 投稿日時: 2003/02/22 00:25 投稿番号: [119331 / 203793]
三島事件から描写を始めるのはいいのですが、この著者果たして、三島がわかっているのかなとおもいます。
P13
おそらくバルコニーに出た三島は驚愕したにちがいない・・・・自衛隊をかつての大日本帝国陸軍の精神を受けついだ武士の集団と信じたかった彼は・・・・・一か八かの賭けにでたのだ・・それは市谷に来る途中に車窓にみたロボットたちだった。
眼下のロボットを見た瞬間、三島は敗北を確信した。
ーー三島はある意味現実主義者だったから、市谷に行った。自衛隊の決起を信じていれば、武器弾薬の無い市谷ではなく、練馬の第一師団にいってるはず。最初から自衛隊が決起するとは(万一にしろ)思ってなかったはず。
一種の儀式だったとみればいい。
三島自決後、群集はプログラムを停止させると、3時のお茶の時間にいった・・・・・まるで何事も無かったかのように、いつものような平和な一日に戻っていった
ーーかなり実情とちがうみたい。この平和な一日が比喩ではなくて、当日のことを言っているのであれば、まったくのまちがい。三島の事件がニュースで流れ始めたのが午前11.30amころから。
その後銀座に食事に出かけたある新聞社の記者は、銀座を歩いている全員が三島のことを話していたといっていた。
三島の怒りは昭和20年8月15の敗戦を以って
天皇から神としての意味がぬきとられ・・・・・
ーー三島が、明治憲法下の天皇制より、今の天皇制のほうが天皇の本質にはより近いなどといっていることは知らないみたい。
ここんところは複雑.青年将校が天皇を度王見ていたかは結構濃淡がある。(大蔵貢の2.26事件への挽歌や久世光彦の陛下などに具体例がある)
P291
政治屋西田は憲兵の来襲を察知するや親分である北をすてて・・・逃走してしまったのだ・・・・・
ーーどうも、青年将校運動の創始者は西だと言うことはしらないみたい。
後ろの参考文献を見ると結構重要な文献をみおとしている。
末松太平の「私の昭和史」は、私見では第一級の資料とおもうけど。
最後の国際陰謀も取ってつけた感じ。もしひらきなおった反天皇、反体制派の共産党が知れば、利用してるはずだが、その兆候もない。
2.26に関する限り、当方のにとっての新しい事実は別にでてこなかった。
精読の後、あらためての全体的感想をかきますが、zuikakuさんが賛成した当書の内容があればおしえてください。
これは メッセージ 119251 (cv_zuikaku さん)への返信です.
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