朝鮮通信使ゆかりの相島
投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2007/06/09 02:40 投稿番号: [1244 / 2503]
日韓交流大会誘致へ
10日「実現する会」旗揚げ
新宮町の玄界灘に浮かぶ相島で、朝鮮王朝が派遣した「朝鮮通信使」の来島記念大会の開催を目指す運動が起きている。中心となるのは、旧福岡藩の代表として江戸城に向かう一行を接待したとされる同島の出身者ら。10日に「大会を実現する会」を旗揚げし、島に残る史跡巡りや講演会などを行う。発起人の篠崎寅喜さん(67)は「大会を開くことで、島の“文化遺産”の価値を広く知ってもらいたい」と意気込んでいる。
朝鮮通信使は江戸幕府の将軍交代の度に派遣された外交使節。釜山を出港して江戸に向かう途中、経由した各地の藩主から豪勢なもてなしを受けたとされる。旧福岡藩の記録書「黒田家文書」によると、相島にも計11回立ち寄り、延べ4000人近くが約2カ月間かけて接待の準備を行ったという。
同島内には、50メートル近い石積みの波止場や、通信使一行の飲料水を確保するために掘った井戸など、当時の様子を伝える史跡が複数残っている。だが、文化的価値の周知が遅れたため、これまで目立った保存活動は行われてこなかったという。
記念大会は、通信使ゆかりの各自治体などでつくる「朝鮮通信使縁地連絡協議会」が、毎年、各地持ち回りで開催。「日韓交流大会」として韓国からも関係者を招き、通信使をテーマにした討論会や行列の再現パレードなどを行う。1995年から13回開かれており「実現する会」は2010年の“相島誘致”を目指している。
10日午後からの発会式には、韓国の通信使研究団体の幹部も参加し、識者による講演会などを行う。午前中は通信使に詳しい「新宮チェビの会」会長の冨永正治さん(59)らを案内役に、島内の史跡などを巡るフィールドワークも行う。
冨永さんは「今後、講演会やビデオの上映会を開くなどして周知し、町全体に活動を広げていきたい」と話している。
=2007/06/09付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070609/20070609_010.shtml
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