ひ弱なプライドの日本人

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ある人のリポート

投稿者: rmt923 投稿日時: 2006/12/10 11:49 投稿番号: [1470 / 10030]
今年もあと少しで終わろうとしている。今年は1月にイタリアに来て
数ヶ月日本に帰ったが9ヶ月くらいイタリアで過ごした。その間
イタリアで約50本のオペラを見た。そしてつくづく感じたのは
韓国人歌手が、えらく多くなった事だ。つい最近見た
トリエステのリゴレットもセコンドキャストは、フランチェスコ・フォン
という韓国人だった。仕草や動作は品がなかったが、歌そのものは
マントヴァ公爵の「女心の歌」も危なげなく歌っていた。チョコチョコ動く
姿はマントヴァ公爵の手下のようだった。マントヴァで見た
チレーアの「アルルの女」の主役フェデリコも韓国人だった。この人の歌い方は
チレーアの甘い旋律を歌う歌い方にあわないひどい歌だったが、韓国人の
イタリアオペラ界進出はめざましい。おととしヴェローナで見たトゥーランドットも
リュウを歌ったのは韓国のソプラノだった。スカラ座では
HUI HEだとかKI HYN KIMだとか、多くの韓国人が出ている。
それに対して日本の歌手は寂しいもので、スカラ座のマダマ・バタフライ
でさえ、ちょうちょうさんのセコンドキャストの主役が韓国人なのに、すずきの
役でMIHOKO FUJIMURAという日本人が出るだけで、それと
ボローニャで、ムゼッタの役で中村えりという人が出るだけだ。
スカラ座のバタフライ、演出が浅利慶太、衣装が森英恵、これで
どうして、主役が日本人でないのか、悲しくなる。日本人の歌手よ頑張って
と叫ばずにはいられない。
一時頑張っていた中島さんも、イタリアの劇場で何回か
出たが、あまり評判がよくなく、その後、さっぱりお呼びがかからくなった。
私は日本人の歌手が韓国人に比べて劣っているとは思わない。
しかしどうして日本人が、ヨーロッパの劇場で成功しないかは
ハングリー精神が足りないのではと思う。人をおしのけても絶対
主役を勝ち取るという精神が欠けている。外国人の演出家が
イタリア語で話すのを正確に理解し、動ける歌手が少ないのではないか。
単にアリアが歌えるだけではオペラにならない。イタリアで数年勉強?
らしき遊びをして日本に帰れば、そこそこ食べていけるので
それに甘んじているのではないだろうか。?
僕の友人が最近琵琶湖ホールで、ヴェルディの「海賊」の日本人
キャストの公演を見たが、まるで学芸会のようで、聞いていられなかったと
言っていたが、とにかく、ボローニャだけでも100人の人が歌を勉強に
来ているというから一人くらいイタリアで活躍できる大スターが出てほしいと願ってやまない。
サッカーもオリンピックも人口の多い日本人が韓国に勝てない。日本人には
根性はないのか、悲しくなる毎日である。
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