喫茶室「一服汁」

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宗主国さまのみち 4

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/08/22 10:48 投稿番号: [9503 / 19672]
  民族の精神面、つまりは民度においてウリナラは半万年前から先進国であったといっていい。さらに野蛮な民族どもに囲まれながらもその民度の高さをたもち続けたことは、世界史の一大奇観であろう。
  その点、中国はさきに述べたように、文明こそきらびやかであるもののひとびとの実態は醜悪ですらあった。自分の利益のためには他者をかえりみず、公共という概念すら欠如している。

  がんらい、
「公(おおやけ)」
  という字は、収穫物のうちじぶんの取り分を囲いこむ手のかたちである「ム――私(わたくし)の「ム」である――」とそれをおしとどめようとする手のかたちである「ハ」からなっている。つまりは、公は私と明確に対立する概念であった。私をもっぱらになすことは公にそむく行為なのである。
  公といえば、中国の皇帝たちもまた私であった。民から取りたてた租税の多くはその奢侈についやされ、官吏たちも朋党をくみひたすら私の利益をはかった。民にとってはまことに生きにくい世界であった。

  それに比べてウリナラの為政者たちのつつましさはどうであろう。民の生活を案じて租税を軽減するあまり国家歳入はとぼしく、そのため宮廷料理すら存在しなかった。乾隆帝や西太后などの美食ぶりとくらべるとまるで別世界のようである。
  また、歳入が乏しいため官職を売るということをおこなった。民に負担をかけない賢明な方法である。
  朝鮮末期には、某道の観察使なら二十万両などといったようにある程度の相場はきまっていたようであるが、高宗はこれを入札制にし、落札できなかった参加者の出した金をも没収するという手を考えだした。
「板東さんと誠君、ボッシュート!ちゃらっちゃらっちゃー、ですね」
  チャングムが楽しそうにいった。高宗と閔妃はこの入札でえた大金をすべて巫祝者のおこなう祈祷にとうじた。病弱な世子の健康をいのるためであった。王家が安泰であってはじめて国の安寧がたもたれる。親子の情だけでなく国をおもう心からもでた行動であったといえる。

  はなしがかなりそれたが、ともかく、オリンピックという文化的なものは中国にはにつかわしくない。それでも北京で開催すると決定されたのは、中国の伝統文化でもある賄賂の力であったのだろう。四三二一年のソウル大会というかがやかしい歴史をもつオリンピックに対して泥を塗ったことはうたがえない。
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