茶ングムの戦い チャングム初出動! 3
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/05/28 17:07 投稿番号: [6326 / 19672]
ポシンたんを懐に隠してチャングムは部屋を出ます。
「ポシンたん、人前では犬のふりをしててね」
「任せとけ!わいがついとるかぎりチャングムはだいじょうぶや」
さて、ジャスティナと合流したチャングムは、小汚い服を着て洗濯棒と布キレをもって変装し、夕暮れの漢城の街に出ました。
「いっぱい受験生がいるわね」
ジャスティナの言葉にチャングムはうなづきます。たしかに、見るからに秀才めいた若者や、苦学の後がしわに刻まれたような初老の男、武官を目指しているのでしょうか、筋骨隆々の青年など、さまざまな人々がいます。夕暮れ時なので食事どころを探しに出ているようです。
「あっ」
人波に見とれているうちに、チャングムはおもわず他人に当たってしまいました。相手は、こんな時間から酒臭いおっさんです。
「小娘!」
おっさんの拳が落ちてくる!と思いきや、おっさんは宙に浮いて足をばたつかせています。
よくみると、眉目秀麗な若者が、おっさんの襟首をつかんで宙に上げているではありませんか。
「いい大人がはしたないですよ」
その若者は静かに言っておっさんを降ろしました。
「@*;+¥!」
おっさんは声にならない叫びを上げて走り去りました。
「ケガはなかったかい」
若者の言葉に、チャングムはぶんぶんと首を縦に振ります。ジャスティナがお礼を言いました。
「ジョンホ様、コマップスムニダ」
「おや?なぜわたしの名前を知っているのだい?・・・・・・ジャスティナとチャングムじゃないか。そんなかっこうでいったい何を?」
「は、はい。実は・・・」
ツェ・エロ捕盗大将から極秘任務と念を押されているので言えません。
「理由があるようだね。聞かないほうがいいかな。それじゃ」
ジョンホは、そうと察して気を利かせて去ります。
「あーびっくりした。まさかジョンホ様に会うなんてね」
そう、ミン・ジョンホは、両班の子弟であり父親がツェ・エロ大将と友達なので、ジャスティナたちのことも知っているのです。
「そういえば、ダディがジョンホ様も科挙を受けるっていってたわね」
(ジョンホ様が合格しますように)
チャングムはそうおもいました。
これは メッセージ 6325 (toapanlang さん)への返信です.
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