Re: 昨日
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/02/01 02:04 投稿番号: [5014 / 30895]
>ギズモよりも
>アンドリュー・フォーク准将
がピッタリです
(銀河英雄伝説を知らない方は御容赦w)
>東亜さん後は任せた
>トコトコトコ ε=ε=(┌ ・)┘
ああっ、さすが「クマサン・デア・シュトルム(疾風くまさん)」!みごとな撤退や。
えー、アンドリュー・フォーク准将とはSF版三国志とでもたとえられる小説「銀河英雄伝説」の登場人物でして、士官学校を首席卒業したエリート、自分の出世欲・顕示欲のために立てた作戦を前線の老将に面罵され火病発症で予備役編入、のちは精神的不安定さをクーデター勢力やテロリストに利用され横死というキャラクターです。
少し長いのですが、火病発症の部分を引用してみます。
フォークの唇は、これ以上ゆがみようがなくなっていた。
「できもしないことを、おっしゃらないで下さい」
「不可能事を言いたてるのは貴官のほうだ。それも安全な場所から動かずにな」
「――小官を侮辱なさるのですか?」
「大言壮語を聞くのに飽きただけだ。貴官は自分の才能を示すのに、弁舌ではなく実績をもってすべきだろう。他人に命令するようなことが自分にはできるかどうか、やってみたらどうだ」
フォークのやせた顔から血が引いてゆく音を、老提督は聴いたように思った。次に生じた光景は、ビュコック(引用者註:フォークを面罵した老提督)の想像ではなかった。若い参謀将校の両眼が焦点を失い、狼狽と恐怖が顔面いっぱいにひろがった。鼻孔がふくらみ、口がゆがんだ四辺形に開く。両手があがってその顔を、ビュコックの視界から隠し、一秒ほどおいてうめきとも悲鳴ともつかない声が響いた。
20年ほど前の小説ですので、「火病」という概念も表現もなく、作者もそのような意図はしてなかったので、「挫折感が異常な昂奮をひき起こし、視神経が一時的にマヒする」「転換性ヒステリー症による神経性盲目」と描かれていますが、作者の意図はどうあれ、立派な火病ですね。
しかも、軍医が皮肉交じりに語る治療法が、
「逆らってはいけません。挫折感や敗北感を与えてはいけません。誰もが彼の言うことにしたがい、あらゆることが彼の思うように運ばなくてはなりません」
「・・・・・・本気で言ってるのかね、軍医?」
「これはわがままいっぱいに育って自我が異常拡大した幼児にときとして見られる症状です。したがって善悪が問題ではありません。自我と欲望が充足されることだけが重要なのです(後略)」
かの国の現実は小説の斜め上をもゆくのですね・・・
>アンドリュー・フォーク准将
がピッタリです
(銀河英雄伝説を知らない方は御容赦w)
>東亜さん後は任せた
>トコトコトコ ε=ε=(┌ ・)┘
ああっ、さすが「クマサン・デア・シュトルム(疾風くまさん)」!みごとな撤退や。
えー、アンドリュー・フォーク准将とはSF版三国志とでもたとえられる小説「銀河英雄伝説」の登場人物でして、士官学校を首席卒業したエリート、自分の出世欲・顕示欲のために立てた作戦を前線の老将に面罵され火病発症で予備役編入、のちは精神的不安定さをクーデター勢力やテロリストに利用され横死というキャラクターです。
少し長いのですが、火病発症の部分を引用してみます。
フォークの唇は、これ以上ゆがみようがなくなっていた。
「できもしないことを、おっしゃらないで下さい」
「不可能事を言いたてるのは貴官のほうだ。それも安全な場所から動かずにな」
「――小官を侮辱なさるのですか?」
「大言壮語を聞くのに飽きただけだ。貴官は自分の才能を示すのに、弁舌ではなく実績をもってすべきだろう。他人に命令するようなことが自分にはできるかどうか、やってみたらどうだ」
フォークのやせた顔から血が引いてゆく音を、老提督は聴いたように思った。次に生じた光景は、ビュコック(引用者註:フォークを面罵した老提督)の想像ではなかった。若い参謀将校の両眼が焦点を失い、狼狽と恐怖が顔面いっぱいにひろがった。鼻孔がふくらみ、口がゆがんだ四辺形に開く。両手があがってその顔を、ビュコックの視界から隠し、一秒ほどおいてうめきとも悲鳴ともつかない声が響いた。
20年ほど前の小説ですので、「火病」という概念も表現もなく、作者もそのような意図はしてなかったので、「挫折感が異常な昂奮をひき起こし、視神経が一時的にマヒする」「転換性ヒステリー症による神経性盲目」と描かれていますが、作者の意図はどうあれ、立派な火病ですね。
しかも、軍医が皮肉交じりに語る治療法が、
「逆らってはいけません。挫折感や敗北感を与えてはいけません。誰もが彼の言うことにしたがい、あらゆることが彼の思うように運ばなくてはなりません」
「・・・・・・本気で言ってるのかね、軍医?」
「これはわがままいっぱいに育って自我が異常拡大した幼児にときとして見られる症状です。したがって善悪が問題ではありません。自我と欲望が充足されることだけが重要なのです(後略)」
かの国の現実は小説の斜め上をもゆくのですね・・・
これは メッセージ 5002 (tmakuma さん)への返信です.
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