事実を事実としてとらえる勇気w
投稿者: greatjp22 投稿日時: 2010/04/04 08:17 投稿番号: [19401 / 30895]
今、韓国人に必要なのは、事実を事実としてとらえる勇気と、つらくとも共に待ち続ける忍耐力だ。>>>
ようやくこの部分だけには共感できるw
【コラム】今、韓国人に必要なのは忍耐
米海軍将校のジョン・クレイブンは1968年、数学者・船体引き揚げ専門家・救助隊員らに向かって、消息不明になった原子力潜水艦「USSスコルピオン」にどんな事態が起きたと思うか、シナリオを作ってみてほしいと要請した。乗員99人の同艦は同年5月27日に地中海での任務を終え、米ノーフォーク港に戻る予定だったが、跡形もなく消息を絶った。米海軍は大混乱に陥った。
懸命の捜索にもかかわらず、同艦の行方は全く分からなかった。著名な潜水艦専門家も、当時の最先端捜索も役に立たなかった。クレイブンは「かえって普通の人の直感に頼るほうがいいのでは」と考えた。そこで海や潜水艦について詳しくない人々にまで、自由に想像し、消息を絶った場所を推測してほしいと頼んだ。それでも、正確な沈没地点を把握することはできなかった。だが、クレイブンが彼らのシナリオをまとめ、分析・推測した地点は、実際の沈没地点にかなり近かった。同艦はクレイブンの推測地点から約220メートルの地点で発見されたのだ。消息を絶ってから5カ月目のことだった。
哨戒艦「天安」沈没事故により今、韓国社会で起きている状況は、68年の「スコルピオン」事故後、米国でも同様だった。米政府は説得力のある説明ができず、行方不明者の家族の心痛は深まるばかりだった。
専門家は、「潜水艦から誤って発射された魚雷が戻ってきて当たった」という仮説を立てた。そのほかにも「船体の欠陥により浸水した」「内部で火事が発生した」「汚物処理口がきちんと作動しなかった」など、ありとあらゆる憶測が飛び交った。そして、「ソ連の潜水艦による攻撃で沈没した」「全乗員がソ連に連行された」といううわさも流れた。
当時、調査委員会に参加したある人物は、「21のシナリオを検討した」と後に告白している。だが、そのシナリオのうち、水中撮影した潜水艦の残骸(ざんがい)写真や探査結果に一致するものは一つもなかった。「同艦は推測不可能な災難に遭い、結局コントロール不能に陥った」という米海軍の言葉が、説明といえば説明だった。
2000年にロシアの原子力潜水艦「クルスク」が沈没した事故も原因解明に2年近くかかった。当時も事故直後、米潜水艦との衝突説などあらゆる憶測が飛び交った。しかし、最終調査結果では、魚雷の燃料漏出による爆発が最も説得力ある沈没原因とされている。
「天安」沈没事故が発生してから十日近くたったが、行方不明者は発見できず、沈没原因に関する疑問も全く解明されていない。過去の事例を見ると、こうした事故は船体を引き揚げても原因が分からないまま迷宮入りするケースが多い。
「天安」沈没から原因解明までにわたしたちが進むべき道は、思いのほか遠く険しいかもしれない。その道を進む際、さまざまな憶測や主張に出くわすことは避けられない。しかし、過去の事例を見れば、わたしたちが知らない間に起きたことを、後から推測するのがどれだけ難しいかが分かる。米ソの潜水艦沈没を振り返ってみると、性急な判断で一定方向にばかり目を向ければ、その結果として大きな代償を払うことになることも目に見えている。
今、韓国社会は憶測・主張はもちろん、陰謀説までもっともらしく飛び交っている。しかも、それをわざわざ触れ回る人々までいる。陰謀説には断固として立ち向かわなければならない。今、韓国人に必要なのは、事実を事実としてとらえる勇気と、つらくとも共に待ち続ける忍耐力だ。
姜仁仙(カン・インソン)政治部次長待遇
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2010.4.3
ようやくこの部分だけには共感できるw
【コラム】今、韓国人に必要なのは忍耐
米海軍将校のジョン・クレイブンは1968年、数学者・船体引き揚げ専門家・救助隊員らに向かって、消息不明になった原子力潜水艦「USSスコルピオン」にどんな事態が起きたと思うか、シナリオを作ってみてほしいと要請した。乗員99人の同艦は同年5月27日に地中海での任務を終え、米ノーフォーク港に戻る予定だったが、跡形もなく消息を絶った。米海軍は大混乱に陥った。
懸命の捜索にもかかわらず、同艦の行方は全く分からなかった。著名な潜水艦専門家も、当時の最先端捜索も役に立たなかった。クレイブンは「かえって普通の人の直感に頼るほうがいいのでは」と考えた。そこで海や潜水艦について詳しくない人々にまで、自由に想像し、消息を絶った場所を推測してほしいと頼んだ。それでも、正確な沈没地点を把握することはできなかった。だが、クレイブンが彼らのシナリオをまとめ、分析・推測した地点は、実際の沈没地点にかなり近かった。同艦はクレイブンの推測地点から約220メートルの地点で発見されたのだ。消息を絶ってから5カ月目のことだった。
哨戒艦「天安」沈没事故により今、韓国社会で起きている状況は、68年の「スコルピオン」事故後、米国でも同様だった。米政府は説得力のある説明ができず、行方不明者の家族の心痛は深まるばかりだった。
専門家は、「潜水艦から誤って発射された魚雷が戻ってきて当たった」という仮説を立てた。そのほかにも「船体の欠陥により浸水した」「内部で火事が発生した」「汚物処理口がきちんと作動しなかった」など、ありとあらゆる憶測が飛び交った。そして、「ソ連の潜水艦による攻撃で沈没した」「全乗員がソ連に連行された」といううわさも流れた。
当時、調査委員会に参加したある人物は、「21のシナリオを検討した」と後に告白している。だが、そのシナリオのうち、水中撮影した潜水艦の残骸(ざんがい)写真や探査結果に一致するものは一つもなかった。「同艦は推測不可能な災難に遭い、結局コントロール不能に陥った」という米海軍の言葉が、説明といえば説明だった。
2000年にロシアの原子力潜水艦「クルスク」が沈没した事故も原因解明に2年近くかかった。当時も事故直後、米潜水艦との衝突説などあらゆる憶測が飛び交った。しかし、最終調査結果では、魚雷の燃料漏出による爆発が最も説得力ある沈没原因とされている。
「天安」沈没事故が発生してから十日近くたったが、行方不明者は発見できず、沈没原因に関する疑問も全く解明されていない。過去の事例を見ると、こうした事故は船体を引き揚げても原因が分からないまま迷宮入りするケースが多い。
「天安」沈没から原因解明までにわたしたちが進むべき道は、思いのほか遠く険しいかもしれない。その道を進む際、さまざまな憶測や主張に出くわすことは避けられない。しかし、過去の事例を見れば、わたしたちが知らない間に起きたことを、後から推測するのがどれだけ難しいかが分かる。米ソの潜水艦沈没を振り返ってみると、性急な判断で一定方向にばかり目を向ければ、その結果として大きな代償を払うことになることも目に見えている。
今、韓国社会は憶測・主張はもちろん、陰謀説までもっともらしく飛び交っている。しかも、それをわざわざ触れ回る人々までいる。陰謀説には断固として立ち向かわなければならない。今、韓国人に必要なのは、事実を事実としてとらえる勇気と、つらくとも共に待ち続ける忍耐力だ。
姜仁仙(カン・インソン)政治部次長待遇
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2010.4.3
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