米ドルに執着する韓国人
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2008/03/13 18:10 投稿番号: [12352 / 30895]
記事入力 : 2008/03/13 17:01:39
【コラム】米ドルに執着する韓国人
昨年末、欧州連合(EU)の首都があるベルギーに入国しようとしたときのことだ。ブリュッセル空港の両替所で「1ユーロ=1.67ドル」という表示を見た瞬間、われ知らずため息が漏れた。「ドルがこんなに下がるとは…」。旅行経費をドルに換えて持ってきたため、すでにかなりの為替差損を被っていた状態だった。しかし、不運はさらに続いた。
ユーロに両替しようとしたところ、そこに表示されていたレートとは違い、1ユーロ当たり1.7ドルで計算されてしまったのだ。こんなことがあってたまるかと文句を言ったが、返ってきた返事に返す言葉を失った。「1時間の間にドルの価値がまた下がった。両替したくなければ、ドルは全額お返しする。しかしユーロは今後も上昇し、ドルは下がり続けるだろう」
このところ、外国為替市場でドルを買う人がめっきり少なくなってしまった。東南アジアでは中国人民元と日本円が最も人気で、ヨーロッパではスイスのフランとユーロ、カナダ・ドル、オーストラリア・ドルが人気だ。今も貨幣価値が上昇しているため、誰もが手に入れたがるわけだ。
ここで問題は、われわれだけが逆行しているということだ。ある都市銀行の関係者は「韓国人は中国に出張する際も、ヨーロッパに旅行する際も、依然として米ドルを持ち出そうとする」とし、外国為替に対する「意識の低さ」を皮肉った。外資系銀行のあるディーラーはこう指摘する。「多国籍企業はドルを含む多くの通貨で多彩な資産ポートフォリオを構成している。しかし、一部の大企業を除くほとんどの韓国企業は、ドル一辺倒の取引から相変らず抜け出すことができずにいる」
外国為替に対する企業と国民の意識がどこの国よりも劣っているため、ドルの価値が上がっても下がっても常に大きな問題として、われわれにのしかかってくる。ドルは現在世界的にも安値をつけている通貨だが、韓国ウォンに対しては依然として強い。昨年10月に1ドル=900ウォンまで下がったドルは、最近980ウォンにまで持ち直してきている。
「ドル高」は、輸出企業にとってはうれしいニュースとなる。ウォンに対するドルの価値が上昇した分だけ、ウォンの決済金額が増えるからだ。しかし、ドル一辺倒の取引に慣れてしまっているわれわれには、見直すべき点も多い。国内の中堅造船会社のある外国為替担当常務は「昨年はドルが安かったため、数億ドルを先渡し取引することで、為替レートの変動に伴う損失に備えようとした。ところが契約満期が迫った最近になってドルの価値が急上昇してしまったことで、逆に数十億ウォンの為替差損を出してしまった」。当時、ドルをユーロや円など高く評価されている通貨に換えていれば、為替差損を最小限に食い止めることができたわけだが、今となっては手遅れと後悔した。
日本の主婦たちの間で、低金利の円を借りて海外の金融商品に投資するのがブームとなり、結局は国際金融市場にまで大きな影響を及ぼすに至った「ワタナベ夫人」の話は、外国為替取引にはリスクが付きまとうということを提示した一方で、グローバル時代に持つべき外国為替に対する意識水準を明確に物語っている。また、中国は昨年から米国の国債に投資した外貨準備高の一部をユーロなどに移行している。こうした動きはすべて、ドル一辺倒から抜け出そうという努力の現れにほかならない。
われわれにも、ユーロや人民元、円など、持っていれば価値が上昇する強い通貨を複合的に活用する柔軟な運用戦略が望まれる。為替レートは「神の領域」ではなく、「企業や個人でも十分に管理できる領域」と語った外国為替専門家の指摘にも耳を傾ける必要性がある。株式投資と同じように、ドルも一度にたくさん買い込むとリスクが伴うということを忘れてはならない。
李光会(イ・グァンフェ)産業部次長
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
この人たち、本質的に何も考えていないんでしょうね。
【コラム】米ドルに執着する韓国人
昨年末、欧州連合(EU)の首都があるベルギーに入国しようとしたときのことだ。ブリュッセル空港の両替所で「1ユーロ=1.67ドル」という表示を見た瞬間、われ知らずため息が漏れた。「ドルがこんなに下がるとは…」。旅行経費をドルに換えて持ってきたため、すでにかなりの為替差損を被っていた状態だった。しかし、不運はさらに続いた。
ユーロに両替しようとしたところ、そこに表示されていたレートとは違い、1ユーロ当たり1.7ドルで計算されてしまったのだ。こんなことがあってたまるかと文句を言ったが、返ってきた返事に返す言葉を失った。「1時間の間にドルの価値がまた下がった。両替したくなければ、ドルは全額お返しする。しかしユーロは今後も上昇し、ドルは下がり続けるだろう」
このところ、外国為替市場でドルを買う人がめっきり少なくなってしまった。東南アジアでは中国人民元と日本円が最も人気で、ヨーロッパではスイスのフランとユーロ、カナダ・ドル、オーストラリア・ドルが人気だ。今も貨幣価値が上昇しているため、誰もが手に入れたがるわけだ。
ここで問題は、われわれだけが逆行しているということだ。ある都市銀行の関係者は「韓国人は中国に出張する際も、ヨーロッパに旅行する際も、依然として米ドルを持ち出そうとする」とし、外国為替に対する「意識の低さ」を皮肉った。外資系銀行のあるディーラーはこう指摘する。「多国籍企業はドルを含む多くの通貨で多彩な資産ポートフォリオを構成している。しかし、一部の大企業を除くほとんどの韓国企業は、ドル一辺倒の取引から相変らず抜け出すことができずにいる」
外国為替に対する企業と国民の意識がどこの国よりも劣っているため、ドルの価値が上がっても下がっても常に大きな問題として、われわれにのしかかってくる。ドルは現在世界的にも安値をつけている通貨だが、韓国ウォンに対しては依然として強い。昨年10月に1ドル=900ウォンまで下がったドルは、最近980ウォンにまで持ち直してきている。
「ドル高」は、輸出企業にとってはうれしいニュースとなる。ウォンに対するドルの価値が上昇した分だけ、ウォンの決済金額が増えるからだ。しかし、ドル一辺倒の取引に慣れてしまっているわれわれには、見直すべき点も多い。国内の中堅造船会社のある外国為替担当常務は「昨年はドルが安かったため、数億ドルを先渡し取引することで、為替レートの変動に伴う損失に備えようとした。ところが契約満期が迫った最近になってドルの価値が急上昇してしまったことで、逆に数十億ウォンの為替差損を出してしまった」。当時、ドルをユーロや円など高く評価されている通貨に換えていれば、為替差損を最小限に食い止めることができたわけだが、今となっては手遅れと後悔した。
日本の主婦たちの間で、低金利の円を借りて海外の金融商品に投資するのがブームとなり、結局は国際金融市場にまで大きな影響を及ぼすに至った「ワタナベ夫人」の話は、外国為替取引にはリスクが付きまとうということを提示した一方で、グローバル時代に持つべき外国為替に対する意識水準を明確に物語っている。また、中国は昨年から米国の国債に投資した外貨準備高の一部をユーロなどに移行している。こうした動きはすべて、ドル一辺倒から抜け出そうという努力の現れにほかならない。
われわれにも、ユーロや人民元、円など、持っていれば価値が上昇する強い通貨を複合的に活用する柔軟な運用戦略が望まれる。為替レートは「神の領域」ではなく、「企業や個人でも十分に管理できる領域」と語った外国為替専門家の指摘にも耳を傾ける必要性がある。株式投資と同じように、ドルも一度にたくさん買い込むとリスクが伴うということを忘れてはならない。
李光会(イ・グァンフェ)産業部次長
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
この人たち、本質的に何も考えていないんでしょうね。
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