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韓国で「ネット中毒」が社会問題化

投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2007/05/13 22:53 投稿番号: [10596 / 30895]
  インターネットの高速化が進み、「ネット先進国」と言われる韓国。 その一方で、オンラインゲームなどに
夢中になって、日常生活に支障をきたす人々が急激に増え、大きな社会問題となっています。

  「インターネット中毒」という病名で定着したこの問題、韓国情報文化振興院が今年発表した調査結果に
よれば、治療が必要な中毒者は未成年者では14%、大人でも7%に上っています。

  「とにかく自分がコントロールできなくなりました。キーボードと画面から目を離すことができないのです。
そして、長い間ゲームをしているうちに冷たい汗が流れるのを感じました」(「インターネット中毒」になった大学生)

  この大学生は、中学生の頃からインターネットのオンラインゲームにのめり込みました。学校にも行かず、
1日中パソコンに向かう日々が続き、体調不良に悩まされます。

  半年前、このままではいけないと思い立ち、始めたのがカウンセリング治療でした。今でも1日12時間も
インターネットを使いますが、これでも以前と比べれば、かなりましになったといいます。

  「カウンセリングの需要は増加しています。「インターネット中毒」は、今や全国的な問題になっているので、
全国規模での対応が必要です」(情報文化振興院「インターネット中毒」担当責任者)

  都市部から地方へと中毒が広がりを見せる中、韓国情報文化振興院は専門カウンセラーの養成に力を
入れ始めました。40時間の課程を修了した人をインターネット中毒専門カウンセラーに認定するというこの
講座、受講者には地方の行政機関などで働いている人が目立ちます。

  「主婦がチャットにはまったためその浮気相手が夫の職場に押しかけたケースもあり、また、ゲームを
やりすぎる子供に親が手を焼くケースは日常茶飯事です」(受講者=家庭問題のカウンセラー)

  この日の授業は「美術治療」と呼ばれるカウンセリング技術についてです。絵を描かせ、その絵を説明
させる過程でコミュニケーション能力を回復させ自分を客観視させる効果があると言います。

  「インターネットに夢中になっている子は、家族との対話が断絶しています。絵を通して子供の心を理解し、
表現することが重要だと学びました」(受講者)

  韓国政府は、今年に入って、インターネット中毒のカウンセリングが受けられる施設を全国でおよそ30カ所
増やすとともに、今後、年間300人程度を目標に専門カウンセラーを養成していくことにしています。

  韓国でインターネット中毒が深刻化した背景としては、学歴競争での挫折や人間関係のストレスに苦しむ
人たちが、現実社会からネットの世界へ逃げ込むという傾向が指摘されていて、日本社会にとっても無縁とは
思えない問題です。(12日17:59)

[12日22時36分更新]
TBS NEWSi
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