「日式」韓国野球の脅威
投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2007/11/18 23:31 投稿番号: [3773 / 8735]
アジアシリーズで感じたさまざまな「感情」小澤 健二(2007-11-18 16:05)
東京ドームで開催されていた「KONAMI CUP アジアシリーズ2007」を見に行った。
今回で3回目を迎えたこの大会。日本、韓国、台湾のチャンピオンチームと中国選抜チーム「チャイナスターズ」の4チームで行われる「アジアNO.1チーム決定戦」だ。
打倒日本の本気モード
今年は日本からは中日ドラゴンズ、韓国からSKワイバーンズ、台湾から統一ライオンズが出場した。
僕が見に行ったのは11月10日の「SK対統一」と、11日の決勝「SK対中日」。しかし、この大会、初日にショッキングな出来事が起きた。今まで負けたことのなかった日本勢が3回目にして初めて敗れたのだ。中日がSKに6-3で初戦を落とした。
最初この結果を見てびっくりしたが、その日のスポーツニュースを見て納得した。シーズン中には考えられないエラーの連続。これでは相手に主導権を握られて当然だろう。
いつも思うのだが、日本以外の3カ国は「打倒日本」を合言葉に、「本気モード」で日本にやってくるのだが、それに対する日本は日本シリーズが終わって「燃え尽きた」ような状態で、アジアシリーズはあくまでも「おまけ」という感じでプレーしているような印象がある。
今回の中日もアジアシリーズ前に主砲タイロン・ウッズを帰国させてしまった。「こんなに余裕を見せて大丈夫なのか?」と思っていたのだが、初戦でその不安が的中した。
中日の不調を差し引いても初めて日本を負かしたSKワイバーンズというチームは鮮烈に記憶に残った。打線が好調もさることながら、緻密な野球をするといった印象だ。「まるで日本のチームみたいだなあ」と思っていたのだが、スタッフを見て納得した。
それを象徴するのが首脳陣だろう。
監督のキム・ソングン氏は京都出身の在日韓国人で、日韓プロ野球のチームでコーチや監督を歴任している。そして投手コーチが元巨人の加藤初氏、打撃コーチが西武時代「必殺仕事人」と言われた打撃の職人・太田卓司氏、守備コーチが阪急時代「守備の人」で名を馳せた福原峰夫氏なのだ。70-80年代からの野球ファンなら、この3人を知らない人はいないだろう。
そして選手でも日本野球経験者がいる。2006年、このチームには初の日本人「助っ人」として、阪神やオリックスでプレーした塩谷和彦選手がいた(シーズン途中で退団)。現在では2人の外国人投手がいる。ケニー・レイボーンと、マイク・ロマノ。2人とも広島でプレーしていた。ちなみにレイボーンは今季開幕投手を務め、17勝を挙げている。
ドラゴン同士の対決
日本では韓国のものを最近では「韓流」などと言うが、韓国では日本式のものを「日式(韓国語でイルシクと読む)」という。今回のSKはさしずめ「日式」チームといったところか。そんなチームなだけに、この快進撃は当然といえば当然なのかもしれない。
そして決勝は、予定通り中日とSKの顔合わせになった。ちなみに、この2チームには共通点がある。どちらもチームマスコットが竜なのだ。SKのチーム名、ワイバーンとは「飛竜」という意味なので、さしずめ「日韓竜対決」となった。
この対戦で予想外なことといえば、SKが予選リーグ全勝で1位通過したということだった。先発はSKが先ほど紹介したレイボーン、中日は日本シリーズで好投し、その名を轟かせた山井大介。実はこのレイボーン、去年の決勝戦でも先発している。そのときは台湾代表のLa Newベアーズに在籍していて、日本ハム相手に好投を見せていた。
試合は初回から動きを見せる。
1回裏のSKの攻撃。山井が日本シリーズとは別人のような不安定な内容で四球を連発する。その走者を2人置いて、5番・イ・ジンヨンと6番・パク・ジェホンの連続タイムリーで2点を先制される。四球が得点に繋がる最悪のパターンだ。波乱の連続だったこの試合を予感させるような幕開けだった。
ところで、この試合で先制点をたたき出したイ・ジンヨン選手だが、日本の野球ファンでもその名前を知っている人も結構多いのではないだろうか。それは2006年、同じ東京ドームで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグ日本戦で日本2点リードの4回裏2アウト満塁の場面で西岡剛(千葉ロッテ)のヒット性の当たりをダイビングキャッチした選手といえば思い出すのではないだろうか。
日本戦に強いというイメージが強いが、この決勝戦の終盤で彼は再び大仕事をやってのける。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20071117/17451
東京ドームで開催されていた「KONAMI CUP アジアシリーズ2007」を見に行った。
今回で3回目を迎えたこの大会。日本、韓国、台湾のチャンピオンチームと中国選抜チーム「チャイナスターズ」の4チームで行われる「アジアNO.1チーム決定戦」だ。
打倒日本の本気モード
今年は日本からは中日ドラゴンズ、韓国からSKワイバーンズ、台湾から統一ライオンズが出場した。
僕が見に行ったのは11月10日の「SK対統一」と、11日の決勝「SK対中日」。しかし、この大会、初日にショッキングな出来事が起きた。今まで負けたことのなかった日本勢が3回目にして初めて敗れたのだ。中日がSKに6-3で初戦を落とした。
最初この結果を見てびっくりしたが、その日のスポーツニュースを見て納得した。シーズン中には考えられないエラーの連続。これでは相手に主導権を握られて当然だろう。
いつも思うのだが、日本以外の3カ国は「打倒日本」を合言葉に、「本気モード」で日本にやってくるのだが、それに対する日本は日本シリーズが終わって「燃え尽きた」ような状態で、アジアシリーズはあくまでも「おまけ」という感じでプレーしているような印象がある。
今回の中日もアジアシリーズ前に主砲タイロン・ウッズを帰国させてしまった。「こんなに余裕を見せて大丈夫なのか?」と思っていたのだが、初戦でその不安が的中した。
中日の不調を差し引いても初めて日本を負かしたSKワイバーンズというチームは鮮烈に記憶に残った。打線が好調もさることながら、緻密な野球をするといった印象だ。「まるで日本のチームみたいだなあ」と思っていたのだが、スタッフを見て納得した。
それを象徴するのが首脳陣だろう。
監督のキム・ソングン氏は京都出身の在日韓国人で、日韓プロ野球のチームでコーチや監督を歴任している。そして投手コーチが元巨人の加藤初氏、打撃コーチが西武時代「必殺仕事人」と言われた打撃の職人・太田卓司氏、守備コーチが阪急時代「守備の人」で名を馳せた福原峰夫氏なのだ。70-80年代からの野球ファンなら、この3人を知らない人はいないだろう。
そして選手でも日本野球経験者がいる。2006年、このチームには初の日本人「助っ人」として、阪神やオリックスでプレーした塩谷和彦選手がいた(シーズン途中で退団)。現在では2人の外国人投手がいる。ケニー・レイボーンと、マイク・ロマノ。2人とも広島でプレーしていた。ちなみにレイボーンは今季開幕投手を務め、17勝を挙げている。
ドラゴン同士の対決
日本では韓国のものを最近では「韓流」などと言うが、韓国では日本式のものを「日式(韓国語でイルシクと読む)」という。今回のSKはさしずめ「日式」チームといったところか。そんなチームなだけに、この快進撃は当然といえば当然なのかもしれない。
そして決勝は、予定通り中日とSKの顔合わせになった。ちなみに、この2チームには共通点がある。どちらもチームマスコットが竜なのだ。SKのチーム名、ワイバーンとは「飛竜」という意味なので、さしずめ「日韓竜対決」となった。
この対戦で予想外なことといえば、SKが予選リーグ全勝で1位通過したということだった。先発はSKが先ほど紹介したレイボーン、中日は日本シリーズで好投し、その名を轟かせた山井大介。実はこのレイボーン、去年の決勝戦でも先発している。そのときは台湾代表のLa Newベアーズに在籍していて、日本ハム相手に好投を見せていた。
試合は初回から動きを見せる。
1回裏のSKの攻撃。山井が日本シリーズとは別人のような不安定な内容で四球を連発する。その走者を2人置いて、5番・イ・ジンヨンと6番・パク・ジェホンの連続タイムリーで2点を先制される。四球が得点に繋がる最悪のパターンだ。波乱の連続だったこの試合を予感させるような幕開けだった。
ところで、この試合で先制点をたたき出したイ・ジンヨン選手だが、日本の野球ファンでもその名前を知っている人も結構多いのではないだろうか。それは2006年、同じ東京ドームで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグ日本戦で日本2点リードの4回裏2アウト満塁の場面で西岡剛(千葉ロッテ)のヒット性の当たりをダイビングキャッチした選手といえば思い出すのではないだろうか。
日本戦に強いというイメージが強いが、この決勝戦の終盤で彼は再び大仕事をやってのける。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20071117/17451
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