モンゴルで排他的・主な攻撃対象は中国人
投稿者: aki_kaze_u_ru_ru 投稿日時: 2010/08/04 21:47 投稿番号: [2507 / 3699]
モンゴルで排他的・民族主義が隆盛…主な攻撃対象は中国人
Y! 【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 2010/08/04(水) 12:07
モンゴルでは近年来、ネオ・ナチズムを標榜する排他的な民族主義団体が多く設立され、その主張に共感する国民も増えている。外国人敵視の特徴があるが、主要な攻撃目標は中国人という。中国新聞社が報じた。
これまでにも、極右団体のダヤル・モンゴル(汎モンゴル)のメンバーが、「中国人と性的交渉を持った」との理由でモンゴル人女性を「丸刈り」にしたり、「フフ・モンゴル(青きモンゴル)」の幹部が、「中国留学の経験がある」との理由だけで、モンゴル人男性を殺害したとして有罪判決を受けた事例がある。
「ツァガーン・ハス(白いかぎ十字)」の指導者は「ヒトラーを尊敬している。民族の認識を教えてくれたから」と述べた。同団体は、「かぎ十字」はアジアで古くから用いられたマークで、ナチス式の挙手の礼もアジア由来のものと主張し、ナチスの特徴とアジア人としての自己認識が矛盾しないよう「理論武装」しているという。
「ツァガーン・ハス」の23歳のメンバーによると、「われわれは、民族の純潔を守らねばならない。中国人との混血が始まれば、われわれは飲み込まれてしまう」、「金持ちの外国人が、モンゴル人女性に食指を動かしている」などと主張。幹部メンバーの1人は「われわれは『公務執行団体』だ。ホテルやレストランを臨検し、モンゴル人女性が外国人相手の売春を行っていないか調べる」などと述べた。
モンゴル国民の間では、ナチズムを標榜する団体への共感が高まっているという。一方で、若者が留学などで国外に出る機会が増えれば、極端な民族主義は徐々に勢力を失うとの見方もある。
**********
◆解説◆
中国、モンゴルの両政府は、安全保障や経済発展を念頭に、親密さを高めている。一方で、モンゴルの一般大衆の間では、中国・中国人に対する不信感や警戒感が根強い。中国があまりにも大きな存在で、経済・社会面でモンゴル国に極めて大きな影響を及ぼすことになったことが理由のひとつ。また清朝末期から中華民国期にかけて、中国(漢人)側の搾取(さくしゅ)や略奪の行為が多かったことが、現在まで影響している。
たとえば辛亥革命から中華民国期にかけて、「革命軍」と自称する中国の軍隊が、モンゴル人に対して略奪を行うことが極めて多かった。そのため、モンゴル語では「ガミン」が盗賊を指す言葉として定着した。中国語の「革命(グーミン)」が語源だ。外モンゴル(モンゴル語では北モンゴル、現在のモンゴル国)が中国の支配を離脱してソ連の傘下に入ったのは「中国の横暴に耐えかねた」との側面が強かったとされる。
中ソ対立期に、モンゴル国(当時はモンゴル人民共和国)では、「内モンゴル地域は完全に漢化された。モンゴル民族の特徴は失われた」との政治宣伝が盛んに行われた。自国民と内モンゴル内のモンゴル民族の連帯感を断ち切るためだったが、現在のモンゴル国民が不用意に過去の宣伝にもとづく発言をして、内モンゴルの「同胞」との間で感情のもつれが発生することがある。
Y! 【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 2010/08/04(水) 12:07
モンゴルでは近年来、ネオ・ナチズムを標榜する排他的な民族主義団体が多く設立され、その主張に共感する国民も増えている。外国人敵視の特徴があるが、主要な攻撃目標は中国人という。中国新聞社が報じた。
これまでにも、極右団体のダヤル・モンゴル(汎モンゴル)のメンバーが、「中国人と性的交渉を持った」との理由でモンゴル人女性を「丸刈り」にしたり、「フフ・モンゴル(青きモンゴル)」の幹部が、「中国留学の経験がある」との理由だけで、モンゴル人男性を殺害したとして有罪判決を受けた事例がある。
「ツァガーン・ハス(白いかぎ十字)」の指導者は「ヒトラーを尊敬している。民族の認識を教えてくれたから」と述べた。同団体は、「かぎ十字」はアジアで古くから用いられたマークで、ナチス式の挙手の礼もアジア由来のものと主張し、ナチスの特徴とアジア人としての自己認識が矛盾しないよう「理論武装」しているという。
「ツァガーン・ハス」の23歳のメンバーによると、「われわれは、民族の純潔を守らねばならない。中国人との混血が始まれば、われわれは飲み込まれてしまう」、「金持ちの外国人が、モンゴル人女性に食指を動かしている」などと主張。幹部メンバーの1人は「われわれは『公務執行団体』だ。ホテルやレストランを臨検し、モンゴル人女性が外国人相手の売春を行っていないか調べる」などと述べた。
モンゴル国民の間では、ナチズムを標榜する団体への共感が高まっているという。一方で、若者が留学などで国外に出る機会が増えれば、極端な民族主義は徐々に勢力を失うとの見方もある。
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◆解説◆
中国、モンゴルの両政府は、安全保障や経済発展を念頭に、親密さを高めている。一方で、モンゴルの一般大衆の間では、中国・中国人に対する不信感や警戒感が根強い。中国があまりにも大きな存在で、経済・社会面でモンゴル国に極めて大きな影響を及ぼすことになったことが理由のひとつ。また清朝末期から中華民国期にかけて、中国(漢人)側の搾取(さくしゅ)や略奪の行為が多かったことが、現在まで影響している。
たとえば辛亥革命から中華民国期にかけて、「革命軍」と自称する中国の軍隊が、モンゴル人に対して略奪を行うことが極めて多かった。そのため、モンゴル語では「ガミン」が盗賊を指す言葉として定着した。中国語の「革命(グーミン)」が語源だ。外モンゴル(モンゴル語では北モンゴル、現在のモンゴル国)が中国の支配を離脱してソ連の傘下に入ったのは「中国の横暴に耐えかねた」との側面が強かったとされる。
中ソ対立期に、モンゴル国(当時はモンゴル人民共和国)では、「内モンゴル地域は完全に漢化された。モンゴル民族の特徴は失われた」との政治宣伝が盛んに行われた。自国民と内モンゴル内のモンゴル民族の連帯感を断ち切るためだったが、現在のモンゴル国民が不用意に過去の宣伝にもとづく発言をして、内モンゴルの「同胞」との間で感情のもつれが発生することがある。
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