日韓 薄型TV戦争 韓国勢躍進
投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2006/04/30 17:15 投稿番号: [29139 / 38959]
アジア戦略の要
“負けられない”シンガポール市場
東南アジア諸国連合(ASEAN)随一の所得水準を誇るシンガポールでは、この1、2年で、薄型テレビが急速に伸びている。業界関係者の話を総合すると、テレビ市場における薄型テレビのシェアは金額で80〜90%に達している。
どの家電量販店も、ソニー、松下電器産業、日立製作所などの日本各社に加えて、韓国のサムスン電子やLG電子、オランダのフィリップスの薄型テレビを競わせるように並べている。
攻勢が目立つのは、サムスン、LGなどの韓国勢だ。多額の広告宣伝費をつぎ込み、ブランドの浸透度で日本メーカーを圧倒する勢いだ。
顧客対応への評価も高い。シンガポールを中心に店舗網を広げるベスト電器の井沢信親・海外事業部長(ベスト電器シンガポール社長)は「韓国メーカーは販売促進やアフターサービスなど小売店の要望に素早く対応する」と話す。
洗濯機は逆転
東南アジア主要6か国の液晶テレビの販売台数もこの1年で約3倍まで増え、ブームの兆しが出ている。
かつて東南アジアでは日本の家電製品が圧倒的な存在感を誇っていた。しかし、1990年代後半から、中国やインドなど新興市場を中心に世界市場の攻略に乗り出したサムスン、LGに圧迫され始めた。
ASEAN主要国の市場では今もエアコンは日本勢が上位を独占しているが、洗濯機は韓国勢が1、2位を占め、テレビや冷蔵庫も韓国勢が上位に食い込んでいる。
11勝7敗
日本陣営にとって危機的なのは、「日本製は高級品、韓国製は普及品」というイメージが、東南アジアでは過去のものとなりつつあることだ。
3月26日付のシンガポールの英字紙ストレーツ・タイムズは、日韓のポップカルチャーなどが自国の生活様式に与えた影響力を比較した「日本対韓国」という特集を掲載した。
映画作品、女性歌手、自動車、テレビ、ファッションなど11部門で日本に軍配を上げ、女優、テレビドラマ、携帯電話など7部門は韓国の勝ちとした。東南アジアでも韓国ドラマはブームになっている。
品質やサービスの面でも韓国は支持を集め始めている。1月に済むスンの液晶テレビを買ったコンピューター技師リー・ヤオハンさん(37)は「日本製品は質の高さで知られてきたが、ここ数年、必ずしもそうではないと気づいた」と言う。
日韓の競争は、文化の面も含めた、総合力が問われる段階に入ってきた。
市場調査会社GfKアジア(シンガポール)は、今後、東アジア全体の薄型テレビ市場は急拡大すると見ている。「いきなり大型の薄型テレビが主流になる」(量販店)との見方もある。薄型テレビの有望市場をめぐる日韓メーカーの競争は一段と激しさを増しそうだ。
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