韓国アニサキス亜科線虫 発生世界第2位
投稿者: dooyyooyboy 投稿日時: 2004/07/02 23:03 投稿番号: [13474 / 38959]
寄生虫病 (石倉肇執筆)
(1) アニサキス亜科線虫およびアニサキス亜科線虫ヒト感染症の研究
a. 文献に基づいたアニサキス亜科線虫の世界発生統計
年一回、国外26ケ国のanisakidosisを報告文献より集計している。1995年末までで876例となった。
””今回の調査では、韓国の発生増加が目立ち、””
前年度より150例以上の増加となり、
””世界3位より2位の発生数となった。””
本邦では1963年以来、本年5月までに総数30,000以上となった。
b. アニサキス亜科線虫の分類、Phenotypeの研究(ローマ大学との共同研究)
本邦で発生し人体に侵入、また侵入しうるanisakidae 及び回虫科のPorrocaecum の5種の同定の研究が終了し、とくに同種のsiblingの研究も進行中である。既にPseudoterranova decipiensの日本海生棲の虫体D型という特有な種類であることが発見されており、引き続き他種の虫体の検索が進行中である。
c. Anisakis simplex 単クローン抗体の開発、診断用キットの作製
Anisakis simplex の単クローン抗体を用いた診断キットは健保で認められ1.5年になるが、1995年12月までに慢性症および腸アニサキス症疑い虫体の発見困難な症例に試みられており、その1331名中582名が陽性結果を示し、われわれの作製した診断キットの有効性が確実となった。引き続きP. decipiens その他の診断キットの作製に取りかかっている。
d. Contracecum・Hysterothylacium の免疫診断法の研究
アザラシ類・トド類及びスケトウダラより多数の虫体を採取保存しており、近く大きな進展を期待している。
e. 生態学研究
人体内で成虫に発育可能である寄生虫・宿主関係の変化に関する研究である。世界最初の Hysterothylacium aduncum 成虫のヒト感染症を経験し報告した。その他 P.decipiens の成虫感染症も北海道で発生している。このように人体内で Anisakidae larvae が成虫に成りうる事実は、幼虫移行症の概念を変更する必要性を示している。
f. 終宿主・中間宿主のエコロジー
地球環境汚染は海流を変化させ、魚類の回遊及び産卵場の壊滅など沿岸漁獲量に変化をきたし、ア症発生数や人体感染源の魚種が大変化するので、その調査は国家的見地から、治療、予防に対処する情報提供上必要であり、10年毎に調査を行っている。anisakidae の中間宿主は、疫学上ヒト感染では魚介類が多いので、魚感染(中間宿主)の寄生虫感染を常に把握する必要がある。魚介の感染は終宿主である海獣の成虫感染状況により変化し、海獣の成虫が海水に放出する卵の数が問題となる。したがって海洋水産学的調査を続けている。
(1) アニサキス亜科線虫およびアニサキス亜科線虫ヒト感染症の研究
a. 文献に基づいたアニサキス亜科線虫の世界発生統計
年一回、国外26ケ国のanisakidosisを報告文献より集計している。1995年末までで876例となった。
””今回の調査では、韓国の発生増加が目立ち、””
前年度より150例以上の増加となり、
””世界3位より2位の発生数となった。””
本邦では1963年以来、本年5月までに総数30,000以上となった。
b. アニサキス亜科線虫の分類、Phenotypeの研究(ローマ大学との共同研究)
本邦で発生し人体に侵入、また侵入しうるanisakidae 及び回虫科のPorrocaecum の5種の同定の研究が終了し、とくに同種のsiblingの研究も進行中である。既にPseudoterranova decipiensの日本海生棲の虫体D型という特有な種類であることが発見されており、引き続き他種の虫体の検索が進行中である。
c. Anisakis simplex 単クローン抗体の開発、診断用キットの作製
Anisakis simplex の単クローン抗体を用いた診断キットは健保で認められ1.5年になるが、1995年12月までに慢性症および腸アニサキス症疑い虫体の発見困難な症例に試みられており、その1331名中582名が陽性結果を示し、われわれの作製した診断キットの有効性が確実となった。引き続きP. decipiens その他の診断キットの作製に取りかかっている。
d. Contracecum・Hysterothylacium の免疫診断法の研究
アザラシ類・トド類及びスケトウダラより多数の虫体を採取保存しており、近く大きな進展を期待している。
e. 生態学研究
人体内で成虫に発育可能である寄生虫・宿主関係の変化に関する研究である。世界最初の Hysterothylacium aduncum 成虫のヒト感染症を経験し報告した。その他 P.decipiens の成虫感染症も北海道で発生している。このように人体内で Anisakidae larvae が成虫に成りうる事実は、幼虫移行症の概念を変更する必要性を示している。
f. 終宿主・中間宿主のエコロジー
地球環境汚染は海流を変化させ、魚類の回遊及び産卵場の壊滅など沿岸漁獲量に変化をきたし、ア症発生数や人体感染源の魚種が大変化するので、その調査は国家的見地から、治療、予防に対処する情報提供上必要であり、10年毎に調査を行っている。anisakidae の中間宿主は、疫学上ヒト感染では魚介類が多いので、魚感染(中間宿主)の寄生虫感染を常に把握する必要がある。魚介の感染は終宿主である海獣の成虫感染状況により変化し、海獣の成虫が海水に放出する卵の数が問題となる。したがって海洋水産学的調査を続けている。
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