魅力を売るクール・ジャパン(1)
投稿者: imp_mania_jk 投稿日時: 2008/04/12 23:25 投稿番号: [708 / 1380]
魅力を売るクールする日本 Cover Story
ある女性が日本式の畳み部屋に正座している。派手な着物に、顔には厚い粉漆をしている。京都祇園の花街で見そうな典型的なゲイシャ(芸者・伝統芸術をするキーセン)の身なりだ。長細い顔の線がなかったら、外国人と言うことを信じられないほどだった。何ヶ月か前の外信で入って来たこの写真から、記者はしばらく目をはなすことができなかった。主人公は西洋人で最初にゲイシャになったオーストラリアの女性学者だった。踊り・楽器・茶道・話法などの厳格な修練を経て関門をくぐった。月10万円の授業料を出して、「乗用車一台分の値段」がする着物も購入したと言う。彼女はオックスフォード大学の博士だった。そんなインテリがゲイシャのどんな魅力にひかれただろうか。
日本の文化的魅力を取材しようと心に決めたのはこの写真のためだけではなかった。同じようなニュースが続いて、記者の好奇心を刺激していたところだった。フランスの飲食店評価雑誌「ミシュランガイド」は東京を世界最高の'美食都市'にあげた。伝統の美食強国フランスを追い抜いたのだ。そうかと思えばヨーロッパの若者達の間に日本式婚礼がブームという海外トピックもあった。欧米の「日本熱狂」は私たちの想像以上だ。マドンナが東京の裏通りを舞台にミュージックビデオを取り、スポーツスターたちは意味も分からない日本式漢字のタトゥーを刻む。寿司が高級食で通じるし、日本式「禅」スタイルは欧米上流層が好む高級生活様式に席を占めている。
「日本」といえば私たちは経済大国を連想する。トヨタ自動車とソニ−の電子製品に象徴される製造業強国のイメージが絶対的だ。一方、日本文化に対しては「倭色」と低級なB級扱いをする。私たちは経済を除いた残りの分野、すなわち日本の文化や生活様式、美意識、価値観などに対してはけち臭い評価を下すきらいがある。しかし、経済的観点だけで見たら21世紀の日本を正しく理解できない。私たちが意識しない間に日本は経済大国を飛び越えて「文化大国」に変身した。今、世界で日本は一番魅力的な国で通じる。ただ魅力を発散するのではなく、国家ブランドの魅力を利用し、お金を儲けて富を新たにつくるソフトパワーの経済モデルを作り出したのだ。
つづく
これは メッセージ 1 (ufemula さん)への返信です.
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