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お答え

投稿者: murex_from_abyss 投稿日時: 2003/09/09 03:50 投稿番号: [7545 / 49973]
>ここで言うアメリカとは一体誰ですか?

当事の財務長官のロバートルービンさんや後に後任となるサマーズ副長官ですね。
彼らは、実はかなりの日本よりだったんですがね。
強いドルを支持し、日本が調子が悪い間は、対日貿易赤字を容認すべきとアメリカの産業界を説得してたんですな。

>前言をひるがえしているという事は7276が誤りであったということですよね?

そんなことはないでしょう。
あなたも自分の投稿で言ってるように、通貨危機は複合の原因が相乗して起こるわけですよね。
例えば、アジアの中でも露骨な投機筋の攻撃にあった香港は、金利を大幅に引き上げ、投機を退いた。
だがペッグ制を守った代わり、株価は半分以下になって翌年地価の大暴落に見舞われる。
だが、IMF行きは免れたのです。

韓国の場合は、1500億ドルの外債の内500億ドルもの短期借り入れがあって、外貨準備は300億しかなかった。
しかも、財務当局の失政によって危機の直前は38億しか残らない。
これじゃ、守れないわけだよね。

私の言ってることは、日本が円安政策を追求し、適正と思ったレベルに達したと思うや、日本の金融の問題点が浮き彫りにされて日本が望まないレベルまで円安が進行し、またはアジアの成功神話の中核の日本の信認の揺れが結局日本型の経済システムそのものに対する懐疑を投げかけるなど、日本にも責任はあるとはいうものの、Fundamentalの強い国は通貨危機には至らなかったということですな。

アジア的価値そのものに疑問を持つようになったのは、日本経済の永遠に続く不振と金融の後進性が大きく貢献した。
だが、アジア全体の不信任の中でも、決め手はやはり各国のFundamentalであった、ちゅうことですよ。
これがContagionでもあり、しかしながら、みんなが同じ過程を辿るわけではないちゅうことですな。

もっとも、危機の前後5年くらいのスパンでみると、結局無傷であったのは中国のみであったけどね。
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