チャングムの戦い ロシア苦難編
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/09/15 11:48 投稿番号: [34210 / 49973]
ロシアからイルボン文化を駆逐してウリナラ文化を広めようと奮闘するチャングム。
本国政府の無関心な姿勢の前に空回りが続きますが、それでもめげません。
「そうだわ!キーパーソンをおさえないといけないわ」
不特定多数のターゲットを相手に地道な努力で宣伝することより、影響力のある人物を洗脳、もとい教化すれば効率がいいはずです。戦略的には正しいのですが、なんだか韓国流手抜きの術にようにも思えます。
で、ターゲットとなる人物を物色するチャングム、ついに最高の人物を見つけました。
「プーチン大統領ならいいわ」
プーチンは柔道家としても知られ、その娘も日本に何回も旅行するほどのチンイルパです。その彼の目を覚まさせれば効果は絶大でしょう。
さっそく接近を図るチャングム、しかし相手は一国の元首です。そう簡単には会えません。チャングムは策をめぐらします。
プーチンは久しぶりに道場で稽古をして汗をながしました。懸案だったサンクト・ペテルブルグでのサミットを終えて重圧から解放されたことで気分も爽快です。
「大統領閣下」
プーチンがその声に振り向くと、いつの間にか道場の中に一人の少女がいました。
「何者だ?」
「あやしい者ではございません。武道を愛される閣下に耳寄りなお話を持ってきました」
「?」
チャングムは懐から巻物を出すと拡げて説明を始めました。
「閣下は柔道をされておいでですが、実はあれはニセモノの武道なのです。テコンドー、ユド、ハプキドといった韓国の伝統武術をパクリまくって作り上げたものなのです」
「何ぃっ?!」
驚愕のプーチン。
「そこで閣下には真の武道であるテコンドーを知っていただきたいのです。この巻物は名誉半万段の免状です。テコンドー普及費用の500万ウォンとともに閣下に進呈いたします」
出たーっ、ロビー攻撃。
プーチンはにっこり微笑んでその免状を受け取ると、電光石火で破って捨てました。
「武道を何だと思っているのかね?君は」
言葉こそ丁寧ですが、かなり怒っています。しかも微笑をたたえたままという非常に怖い状況なのは、さすが元KGB(正確にはその後身である連邦保安庁(FSB))長官です。
二〇〇〇年の来日時には、講道館から贈られることになった柔道六段の段位を「私は柔道家ですから、六段の帯がもつ重みをよく知っています。ロシアに帰って研鑽を積み、一日も早くこの帯が締められるよう励みたいと思います」と断ったほどの男です。武道精神をけがすようなマネを許しません。
「即刻この場から消えろ!」
その剣幕にチャングムはあわてて逃げ出しました。
「あーあ、どうして失敗するのよ」
これまで百発百中だったロビー攻撃も空振りに終わりました。しかも間の悪いことに、聖水博士からは活動資金の送金も途絶えてしまいました。
失意のチャングムは帰国し、研究所に帰還しました。
「博士!すいません」
「いや、仕方の無いことだ。よくがんばったよ、さ、まずはゆっくり休養するといい」
博士に温かく迎えられたチャングムは心の傷を癒すため繁華街ミョンドンを散歩します。
「お茶でも飲もうかしら」
そのチャングムの目に飛び込んできたのは「メイド喫茶」です。
「!イルボンの低俗文化の尖兵じゃないの!これは撃滅しなきゃ!」
先ずはその実情を探ろうと店に飛び込むチャングム、きっとこの中ではイルボンサラムの変態店長によって強制連行されたウリナラアガシたちが、挺身隊として強制労働をさせられているにちがいありません。彼女たちを救え!
「おかえりなさいませー、お嬢さま」
予想に反して笑顔で出迎えられたチャングム。
「な、な?」
そこに店長が現れます。
「おや、君がアルバイト希望者だね。うん、君なら面接なしで採用だ!さ、さっそく着替えて仕事に入ってくれ」
「なーっ?!」
「というわけで、ウリはメイド喫茶のバイトに採用されてしまったんですぅ」
制服のメイド服のまま研究所に逃げ帰って博士に泣きつくチャングム。
「そうかそうか、いや、チャングム、実はな、うちの研究所の予算が大幅カットされて活動資金がほとんどないのじゃ。ちょうどいい、そこでバイトして活動資金を稼いでくれ」
「えーっ!!」
その博士の胸ポケットにはメイド喫茶の割引券が入っています。
「(割引券と引き換えにおぬしを売ったわけじゃないぞ。ほんとに資金が無いんだから)」
(劇終)
本国政府の無関心な姿勢の前に空回りが続きますが、それでもめげません。
「そうだわ!キーパーソンをおさえないといけないわ」
不特定多数のターゲットを相手に地道な努力で宣伝することより、影響力のある人物を洗脳、もとい教化すれば効率がいいはずです。戦略的には正しいのですが、なんだか韓国流手抜きの術にようにも思えます。
で、ターゲットとなる人物を物色するチャングム、ついに最高の人物を見つけました。
「プーチン大統領ならいいわ」
プーチンは柔道家としても知られ、その娘も日本に何回も旅行するほどのチンイルパです。その彼の目を覚まさせれば効果は絶大でしょう。
さっそく接近を図るチャングム、しかし相手は一国の元首です。そう簡単には会えません。チャングムは策をめぐらします。
プーチンは久しぶりに道場で稽古をして汗をながしました。懸案だったサンクト・ペテルブルグでのサミットを終えて重圧から解放されたことで気分も爽快です。
「大統領閣下」
プーチンがその声に振り向くと、いつの間にか道場の中に一人の少女がいました。
「何者だ?」
「あやしい者ではございません。武道を愛される閣下に耳寄りなお話を持ってきました」
「?」
チャングムは懐から巻物を出すと拡げて説明を始めました。
「閣下は柔道をされておいでですが、実はあれはニセモノの武道なのです。テコンドー、ユド、ハプキドといった韓国の伝統武術をパクリまくって作り上げたものなのです」
「何ぃっ?!」
驚愕のプーチン。
「そこで閣下には真の武道であるテコンドーを知っていただきたいのです。この巻物は名誉半万段の免状です。テコンドー普及費用の500万ウォンとともに閣下に進呈いたします」
出たーっ、ロビー攻撃。
プーチンはにっこり微笑んでその免状を受け取ると、電光石火で破って捨てました。
「武道を何だと思っているのかね?君は」
言葉こそ丁寧ですが、かなり怒っています。しかも微笑をたたえたままという非常に怖い状況なのは、さすが元KGB(正確にはその後身である連邦保安庁(FSB))長官です。
二〇〇〇年の来日時には、講道館から贈られることになった柔道六段の段位を「私は柔道家ですから、六段の帯がもつ重みをよく知っています。ロシアに帰って研鑽を積み、一日も早くこの帯が締められるよう励みたいと思います」と断ったほどの男です。武道精神をけがすようなマネを許しません。
「即刻この場から消えろ!」
その剣幕にチャングムはあわてて逃げ出しました。
「あーあ、どうして失敗するのよ」
これまで百発百中だったロビー攻撃も空振りに終わりました。しかも間の悪いことに、聖水博士からは活動資金の送金も途絶えてしまいました。
失意のチャングムは帰国し、研究所に帰還しました。
「博士!すいません」
「いや、仕方の無いことだ。よくがんばったよ、さ、まずはゆっくり休養するといい」
博士に温かく迎えられたチャングムは心の傷を癒すため繁華街ミョンドンを散歩します。
「お茶でも飲もうかしら」
そのチャングムの目に飛び込んできたのは「メイド喫茶」です。
「!イルボンの低俗文化の尖兵じゃないの!これは撃滅しなきゃ!」
先ずはその実情を探ろうと店に飛び込むチャングム、きっとこの中ではイルボンサラムの変態店長によって強制連行されたウリナラアガシたちが、挺身隊として強制労働をさせられているにちがいありません。彼女たちを救え!
「おかえりなさいませー、お嬢さま」
予想に反して笑顔で出迎えられたチャングム。
「な、な?」
そこに店長が現れます。
「おや、君がアルバイト希望者だね。うん、君なら面接なしで採用だ!さ、さっそく着替えて仕事に入ってくれ」
「なーっ?!」
「というわけで、ウリはメイド喫茶のバイトに採用されてしまったんですぅ」
制服のメイド服のまま研究所に逃げ帰って博士に泣きつくチャングム。
「そうかそうか、いや、チャングム、実はな、うちの研究所の予算が大幅カットされて活動資金がほとんどないのじゃ。ちょうどいい、そこでバイトして活動資金を稼いでくれ」
「えーっ!!」
その博士の胸ポケットにはメイド喫茶の割引券が入っています。
「(割引券と引き換えにおぬしを売ったわけじゃないぞ。ほんとに資金が無いんだから)」
(劇終)
これは メッセージ 34207 (honkytonk_2002_x さん)への返信です.
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